2020.10.28

4年ぶりのプレーオフ返り咲きを狙うホークス、優先順位はドラフトではなく即戦力獲得

ホークスのエース、ヤングは来季で3年目を迎える[写真]=Getty Images
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 11月19日(現地時間18日)に行なわれるNBAドラフトを前に、多くのチームが指名候補選手をワークアウトに呼び、面談するなどして準備を進めている。

 だが今年のドラフトで1巡目6位指名権と2巡目全体50位指名権を保持するアトランタ・ホークスは、1巡目のロッタリーピックを売りに出しているという。

 10月28日に更新された『The Ringer』のドラフトガイドで、ケビン・オコナー記者は複数の情報筋から得たものとして、ホークスは1巡目指名権をトレード可能にしており、チームをすぐさま向上させる即戦力の獲得を狙っていると報道。

 ホークスにはオールスターガードのトレイ・ヤングを筆頭に、ジョン・コリンズディアンドレ・ハンターキャメロン・レディッシュケビン・ハーターといった若手が豊富にそろっており、今年2月にトレードで獲得したクリント・カペラが来季からラインナップに入ることから、4年ぶりのプレーオフ出場を見据えている。

 2017年5月にホークスのバスケットボール運営部門代表兼ゼネラルマネージャー(GM)に就任したトラビス・シュレンクは、ゴールデンステイト・ウォリアーズでアシスタントGMを務めていた人物。

 シュレンクは17年のドラフトでコリンズ、翌18年にはヤング(ドラフト当日にルカ・ドンチッチとのトレードで獲得)、ハーター、昨年はレディッシュを指名し、トレードでハンターを獲得しており、現有戦力の基盤となるヤングコアを形成してきた。

 だがシュレンク就任後、ホークスはプレーオフに出場できておらず、今季はイースタン・カンファレンス14位の20勝47敗に終わっていた。

 今年のフリーエージェント(FA)戦線を迎えるにあたって、ホークスはキャップスペースに大幅な余裕を持っており、オールスター級の選手を獲得することも十分可能なだけに、一気に勝負をかけたいということなのだろう。

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