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12月7日(現地時間6日、日付は以下同)。『Sports Illustrated』が2020年のスポーツパーソン・オブ・ザ・イヤーとして5人のアスリートを選出した。
今年同賞に選ばれたのは、ブリアナ・スチュワート(シアトル・ストーム/WNBA)、パトリック・マホームズとローレント・デュバニー・ターディフ(共にカンザスシティ・チーフス/NFL)、大坂なおみ(テニス)、そしてロサンゼルス・レイカーズのスーパースター、レブロン・ジェームズの5人。
— LeBron James (@KingJames) December 7, 2020
今月30日に36歳を迎えるレブロンは、キャリア17シーズン目となった昨季レイカーズのリーダーとして申し分ない活躍でけん引。平均10.2本で自身初のアシスト王となり、アンソニー・デイビスとの超強力タッグでリーグトップレベルのチームへと引き上げた。
プレーオフも順当に勝ち上がり、レイカーズを2010年以来10年ぶりのチャンピオンへと導いたレブロンは、マイアミ・ヒート(12、13年)、クリーブランド・キャバリアーズ(16年)に次ぐ自身4度目の優勝を成し遂げ、史上初となる異なる3チームでファイナルMVPを手にしている。
レブロンはレイカーズをコート上で引っ張っただけでなく、今年1月末にヘリコプター墜落事故によってコービー・ブライアントが帰らぬ人となり、ロサンゼルスをはじめとする人々が悲しみに暮れる中、チームを代表してすばらしいスピーチを披露し、見事にまとめ上げた。
また、人種差別問題や大統領選挙などでも自身の意見を発信するなど、コート内外で絶大な影響力を与えてきたと言っていいだろう。
バスケットボール界が誇る“キング”は、2012、2016年に続いて3度目の受賞となり、アスリートとしては最多選出回数となった。23日に幕を開ける新シーズンでも、ディフェンディング・チャンピオンとして大きな注目を集めるに違いない。
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