八村塁がプレシーズン初戦で18得点を記録…アキレス腱断裂から復帰したデュラントとマッチアップする場面も

プレシーズン1試合目、18得点とオフェンスをけん引した八村[写真]=Getty Images

インサイドとアウトサイドシュートで得点に貢献した八村

 12月14日(現地時間13日、日付は以下同)、ワシントン・ウィザーズとブルックリン・ネッツのプレシーズン・ゲームが行われた。この日、ウィザーズのエースであるブラッドリー・ビールと新加入したラッセル・ウェストブルックは欠場し、スターターとして出場した八村塁がチームのリーディングスコアラーとして躍動することになる。

 前半、トーマス・ブライアントが3ポイントシュートを外すとそれを八村が拾い上げて豪快にダンクを叩き込み、その直後にもインサイドで得点。またポンプフェイクからダンクといった巧みなプレーも披露した。

 後半はトランジションでトロイ・ブラウンJr.のアシストを受け取った八村が左ウイングから3ポイントをヒット。さらにこの日アキレス腱断裂からコートへ戻ってきたケビン・デュラントとマッチアップすると、レッグスルーで切り返してからポンプフェイク、上手くファウルを誘うとそのままジャンパーを沈めてバスケットカウントを獲得。フリースローも沈めて3点プレーを成立させた。

 その後もブラウンJr.とブライアントのアシストから八村は左ウイングから3ポイントを2本沈めるなど得点を決め続け、最終的にこの試合で23分6秒出場して18得点4リバウンドをマーク。試合は119-114でネッツが勝利したものの、八村は試合をとおして持ち前のフィジカルを活かしてリバウンドを奪取し、またオフに練習したという3ポイントも4本中3本を沈めた。八村は試合後、マッチアップしたデュラントについて以下のようにコメントしている。

「サイズが大きいだけでなく自由に動けて、まるでシューターのような存在。彼のような選手をディフェンスすることは大切なことだと思う。僕のポジションには、レブロン(ジェームズ/ロサンゼルス・レイカーズ)やカワイ(レナード/ロサンゼルス・クリッパーズ)、ヤニス(アデトクンボ/ミルウォーキー・バックス)、KD(デュラント)といった選手がいるんだ。彼らのような選手から得点されないようにディフェンスに集中しなければならないと思う」

 ウィザーズは18日にデトロイト・ピストンズとのプレシーズン2試合目に挑む予定だ。

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