2021.01.09

最大28点ビハインドから詰め寄るも、ウィザーズはセルティックスに敗北…八村は17得点5リバウンドをマーク

写真は今月1日のブルズ戦。セルティックス戦ではレイアップにジャンパーと八村は活躍した[写真]=Getty Images
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試合後、チームのディフェンスの課題について語った八村

 1月9日(現地時間8日、日付は以下同)、ワシントン・ウィザーズはボストン・セルティックスとアウェイで対戦。この日も八村塁はスターターとして出場し、前半ラッセル・ウェストブルックからのパスを受け取ってレイアップをねじ込む。後半個人得点の13得点が集中した八村は、セルティックスのマーカス・スマート相手にポストプレーで挑み、インサイドへ押し込むとフェイダウェイジャンパーをヒット。

 さらに左ウイングからドライブした八村は、ジェイレン・ブラウン相手にステップバックし、フリースローライン付近でプルアップジャンパーを決めた。またディフェンスではダニエル・タイスのロールへのパスミスを見逃さず、そのままスティール。トランジションで自らボールを運ぶと力強く左手でレイアップを決めた。

 最終クオーターでも八村は速攻からツーハンドダンクを叩き込み、試合時間残り7分36秒には右ウイングから3ポイントシュートを沈めて、ウィザーズは最大28点ビハインドから4点差まで詰め寄った。しかしそこから主導権を奪えなかったウィザーズは、最終的に107-116と敗北。八村はこの試合で17得点5リバウンド3アシスト2スティールをマークした。

 試合終了後、八村はインタビューに応じた。「毎試合どこかの1クォーターで絶対に40得点50得点取られるクォーターがあって、そのクォーターを10点でも抑えると考えるだけでも僕らは試合に勝っているくらいなので、そのクォーターがこれから“キー”になっていくんじゃないかなと思います。またその原因としてはディフェンスが多いなと感じます」と、ウィザーズのディフェンスについてコメント。

 ハーフタイムにはスコット・ブルックスHC(ヘッドコーチ)に声をかけられたことについては、「ディフェンスの面で前半はミスが多かったので、後半はもっとアグレッシブにディフェンスをやろうと話しました」と話し、試合後半のシュートタッチについては、「勢いというか、ディフェンスから勢いが乗っていったなという感じが自分ではしました」と語った。

 ウィザーズは10日にワシントンへ戻り、ホームでマイアミ・ヒートと対戦する予定だ。

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