2021.01.17

ネッツからペイサーズへと正式に移籍したキャリス・ラバートが無期限の離脱へ

左の腎臓に小さなしこりがあることが発覚したラバート[写真]=Getty Images
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 1月17日(現地時間16日、日付は以下同)。インディアナ・ペイサーズは14日に報じられた4チーム間の大型トレードで、ブルックリン・ネッツのキャリス・ラバート、クリーブランド・キャバリアーズが保持していた2024年のドラフト2巡目指名権、現金を獲得し、ビクター・オラディポをヒューストン・ロケッツへ放出するトレードが正式に成立したことを発表した。

 16日終了時点で、ペイサーズはイースタン・カンファレンス4位の8勝4敗。ロースターにはマルコム・ブログドンドマンタス・サボニスマイルズ・ターナーダグ・マクダーモットといった選手がおり、左足のケガのため離脱しているTJ・ウォーレンが復帰すれば戦力アップは確実となる。

 キャリア5年目の今季、ラバートはここまで12試合(うち先発は4試合)に出場して平均18.5得点4.3リバウンド6.0アシスト1.1スティールを記録。先発した4試合では平均28.5得点5.0リバウンド8.3アシストという好成績を残している。

 だがこの日、ペイサーズはラバートの身体検査をした際に左の腎臓に小さなしこりがあることが発覚したため、無期限の離脱になることを発表。このことを受けて、ラバートは下記の声明文を発表した。

「私とその家族は、インディアナ・ペイサーズのサポートと指導に感謝したいです。フィジカルチェックにおける彼らの見事なまでの誠実さを大変うれしく思います。私はできる限り早くこのすばらしい組織の一員となり、チームに合流できることを楽しみにしています」。

 26歳のスコアラー兼プレーメイカー、ラバートがトレードで加入後すぐに出場できないことは残念。だが今は健康体を取り戻すことにフォーカスし、万全なコンディションでコートに立てるように前に進んでほしいところだ。

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