1月23日(現地時間22日、日付は以下同)。ワシントン・ウィザーズがアレックス・レンとの1年契約に合意したと『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が報じた。
ウクライナ出身のレンは、キャリア8年目のビッグマン。213センチ113キロの体格を誇り、通算474試合(うち先発は185試合)に出場して平均7.9得点6.2リバウンド1.0ブロックにフィールドゴール成功率49.5パーセントを記録する27歳。
今季はトロント・ラプターズでプレーし、平均2.3得点1.6リバウンドを残していたものの、1月20日にウェイブされていた。48時間以内に他チームが獲得を申し出ていなかったため、制限なしフリーエージェント(FA)となっていた。
ウィザーズは新型コロナウイルスの安全衛生プロトコルとケガによって試合を行なうために最低限必要な8選手をそろえることができず、6試合連続で延期となっていたものの、現在は25日のサンアントニオ・スパーズ戦に向けて練習を重ねてコンディショニングに努めている。
だがトーマス・ブライアントが左膝前十字靭帯の部分断裂により長期離脱を余儀なくされており、18日にアンジェス・パセチニクスをウェイブ。モリッツ・ヴァグナーは同プロトコルによって復帰できておらず、センターが事実上ロビン・ロペスしかいない状況だったため、レンはロペスの控えとして出場機会を手にすることになりそうだ。