1月27日(現地時間26日、日付は以下同)。シカゴ・ブルズはウェンデル・カーターJr.が右大腿四頭筋の深刻な打撲により、今後少なくとも4週間の離脱になることを発表した。
キャリア3年目のカーターJr.は、208センチ122キロのビッグマン。ブルズで先発センターを務めており、今季はここまで14試合に出場して平均26.9分12.8得点8.0リバウンド2.4アシストを残していた。
だが21日の練習で同箇所を負傷し、直近3試合を欠場。ブルズは26日終了時点でイースタン・カンファレンス10位タイの7勝10敗で、現在は2連敗中。カーターJr.の欠場期間は、ダニエル・ギャフォードを中心に、サディアス・ヤングやラウリー・マルッカネンらでセンターのポジションを回していくこととなる。
「本当に残念。彼はすばらしい男であり、チームガイでもある。一生懸命に練習していたんだ。練習の中で起こってしまった珍しいケガだった。彼が欠場する時間を考えると残念でならない」というビリー・ドノバンHC(ヘッドコーチ)の言葉は、チームメートたちの思いを代弁していると言っていいだろう。
名門デューク大学出身の21歳は、過去2シーズンもケガに悩まされており、いずれも45試合未満の出場に終わっていた。今季も戦線離脱することになってしまったが、完治させることに集中し、健康体を取り戻して戦列復帰してほしいところだ。