1月27日(現地時間26日)、ワシントン・ウィザーズが敵地でヒューストン・ロケッツと対戦した。
新型コロナウイルス感染症の陽性反応、濃厚接触によって未だに八村塁を含む5人の主力選手を欠くウィザーズは、シーズン開幕直前にジョン・ウォールとラッセル・ウェストブルックのトレードを行ったロケッツとの今季初対戦に臨んだ。
第1クォーター、好調を維持するブラッドリー・ビールがチームをけん引し、29-26とウィザーズがリードして最初の12分間を終える。続く第2クォーター、序盤にエリック・ゴードンに3ポイントを決められ逆転を許すとロケッツに主導権を握られ、デマーカス・カズンズの3ポイントやウォールの速攻レイアップなどで点差を広げられる。しかし、ウィザーズもビールの得点で踏みとどまり、52-56と4点ビハインドで試合を折り返す。
第3クォーター終盤、ビールのアシストからジョーダン・ベルのシュートで逆転に成功するウィザーズ。しかし、その後はリードチェンジを繰り返す中で再びロケッツにリードを許し、70-75と5点ビハインドでで最終クォーターを迎える。第4クォーター中盤にはウォールの得点で2ケタ点差にされると、その後は点差を詰められず最終スコア88-107で敗戦を喫した。
ロケッツは古巣との対戦となったウォールが24得点5アシストをマーク。オラディポとベンチから出場のゴードンが20得点で続き、カズンズが19得点11リバウンドのダブルダブルに加え5スティールを記録した。
ウィザーズはビールが33得点、ウェストブルックが19得点11リバウンド7アシストを記録。しかし他に2ケタ得点を挙げたのはロビン・ロペスの10得点のみと、欠場による選手層の薄さが露呈した。