2月19日(現地時間18日、日付は以下同)。NBAは今年のオールスターに出場するスターターとキャプテンを発表し、ワシントン・ウィザーズでスーパーエースを務めるブラッドリー・ビールが2年ぶり3度目の選出となり、初のスターター入りとなった。
ビールは21日に『NBC Sports Washington』で放映されるインタビューの中で、シカゴ・ブルズのエース、ザック・ラヴィーンについて猛プッシュしていたと『NBC Sports』のKC・ジョンソンが報じている。
今季のラヴィーンはここまで27試合に出場し、いずれもキャリアハイとなる平均28.5得点5.5リバウンド5.2アシストを残しており、2月に行なわれた9試合では平均31.6得点と大活躍。
2月9日の試合後に「彼は衝撃的。チェンジオブペースがすばらしいうえに、3ポイントもあるからね」とラヴィーンを称賛していたビールはこの日、「ザックは今すぐにでも、リーグを打ち砕いてしまう気がするね」と切り出し、こう続けていた。
「ザックには特別な才能がある。(オールスターの)スポット以上のものに値する。彼がフロアでこなしていることに対して、試合で彼のためのプランを立てなきゃいけない。シカゴ・ブルズと対戦する時は『おいおい、今夜はザック・ラヴィーンがいるじゃないか』となってゲームプランを立てることになる。彼をストップするというプランをね。そのことはリスペクトしなきゃいけない」。
今年のオールスターファン投票で、ラヴィーンはイースタン・カンファレンスのバックコート部門においてファン投票で4位、プレーヤー投票で3位、メディア投票で5位となり、全体で4位に入っており、選手として確実に評価を高めている。
また、ブルズは19日終了時点でイースト9位の12勝15敗と、4年ぶりのプレーオフ出場を狙える位置にいる。24日にヘッドコーチ投票によって選出されるオールスターのリザーブメンバーに、ラヴィーンは名を連ねることができるのか。注目していきたいところだ。