2021.03.04

延長に持ち込まれた東西首位決戦はセブンティシクサーズに軍配…エンビード、ハリスがダブルダブルを記録

エンビードが40得点19リバウンドで勝利に貢献[写真]=Getty Images
国内外のバスケ情報をお届け!

 3月4日(現地時間3日)、フィラデルフィア・セブンティシクサーズがユタ・ジャズと対戦した。

 ともに首位で迎えた今回の対戦。セブンティシクサーズはベン・シモンズジョエル・エンビードの得点で立ち上がりにリードを奪うが、中盤に相手に7連続得点を喫して逆転を許す。その後じりじりとリードを広げられ、26-34で迎えた第2クォーター、序盤にジャズのマイク・コンリーにスコアされて30-43と13点差をつけられてしまう。トバイアス・ハリスやエンビードを中心に食らいつくが、なかなか点差を縮められず52-61とビハインドを背負ったまま後半へ進む。

 立て直しを図りたい第3クォーター、セス・カリーの3ポイントシュートなどで69-72と一時3点差まで詰め寄るも逆転には至らず。一進一退の攻防が続き、84-89で迎えた最終クォーター、残り8分57秒にマイク・スコットの3ポイントシュートが決まって逆転に成功。その後リードチェンジを繰り返す展開が続き、試合残り21秒で115-118と3点のリードを許す。崖っぷちの状況でエンビードが起死回生となる3ポイントシュートを沈め、決着は延長戦へと持ち込まれる。

 勝負の延長戦、互いに得点を重ね合う中残り2分10秒からハリスとエンビードが躍動。2人が得点を挙げ続ける一方で相手の攻撃をシャットアウト。結局131-123で試合が終了し、セブンティシクサーズが東西首位決戦を制した。

 シクサーズはエンビードが40得点19リバウンド、ハリスが22得点10リバウンドとともにダブルダブルを記録。6選手が2ケタ得点を挙げた。一方のジャズはドノバン・ミッチェルが33得点6アシスト8リバウンドと多彩な活躍を見せたが、延長戦で力尽きた。

■試合結果
フィラデルフィア・セブンティシクサーズ 131-123 ユタ・ジャズ
PHI|26|26|32|34|13|=131
UTA|34|27|28|29|5|=123

BASKETBALLKING VIDEO