3月3日。世界最⼤級のオフィシャルスポーツライセンスマーチャンダイズ企業であるファナティクスは、アービン“マジック”ジョンソン(元ロサンゼルス・レイカーズ)を取締役として起用することを発表した。
現役時代、206センチの超大型ポイントガードとしてプレーしたマジックは、レイカーズで5度の優勝を勝ち取ったほか、シーズンMVPとファイナルMVPにそれぞれ3度輝き、オールスターに12度、オールNBAチームに10度選ばれた実績を誇るスーパースター。
アシスト王に4度、スティール王に2度輝き、キャリア平均11.2アシストは歴代1位で、トリプルダブルでも歴代3位の138回と、得点・リバウンド・アシストの3拍子そろった名ポイントガードとして活躍してきた。
2017年にはレイカーズのバスケットボール運営部門代表に就任し、約2年間務めたほか、ビジネスマンとしての顔も持ち、スポーツやテクノロジー、ビジネスといった幅広い分野で実業家としても活躍している。今回、マジックはWWインターナショナル社のCEOであるミンディー・グロスマン、ストーチ・アドバイザーズ社の創業者兼CEOであるジェリー・ストーチと共に、ファナティクスの取締役会に加わることとなった。
マジックは「ファナティクス社の取締役会に任命されたことはとても光栄なことです。同社がここ数年で遂げてきた進化、業界そのものにもたらした変⾰に、私は感激しています。同社の将来的な成⻑ならびに変⾰に今後関われることを、とても楽しみにしています」と、リリースの中でコメントしている。
70年以上の歴史を誇るNBAにおいて、間違いなく歴代10本の指に入る名選手マジックの新たな挑戦を応援していきたいところだ。