2021.03.06

ブレイク・グリフィンがピストンズとバイアウトに合意…ネッツやウォリアーズなど複数の球団が獲得に関心を示す

ピストンズとバイアウトに合意し、制限なしフリーエージェントとなるグリフィン[写真]=Getty Images
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グリフィンは制限なしフリーエージェントに

 3月6日(現地時間5日)、ブレイク・グリフィンはデトロイト・ピストンズとバイアウトに合意したと、『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報道。去就が決定するまで、先月中旬からしばらくチームを離脱していたグリフィン。今シーズンの年俸は約3,680万ドル(約39億円)、契約最終年の来季もプレーヤーオプションで約3,895万ドル(約41億円)を残していたが、双方の合意で最終的に制限なしフリーエージェントとなる。

 グリフィンの退団に伴い、ピストンズオーナーのトム・ゴアズは「ブレイクは我々のフランチャイズとデトロイトの街を象徴した偉大な選手でした」と、声明文を発表。「我々チームとコミュニティのために、彼が果たしたすべてに謝意を表します」と、計4シーズン在籍したグリフィンに対してメッセージをつづった。

 2017ー18シーズンにロサンゼルス・クリッパーズからピストンズへとトレードで移籍したグリフィンは、翌シーズン1試合平均24.5得点7.5リバウンド5.4アシストを残し、通算6回目のオールスターに選出。しかしそのシーズンのプレーオフ1回戦、ミルウォーキー・バックスとのシリーズで膝の痛みを抱えながらプレーを続行し、オフシーズンに左膝関節鏡視下の手術を受けた。その後本来のコンディションが戻らず、今季も平均12.3得点5.2リバウンド3.9アシストとパフォーマンスを著しく落としていた。

 しかしケガで成績を落としたとしても、実績のあるグリフィンの獲得に複数の球団が関心を示しているとのこと。同メディアはブルックリン・ネッツ、ゴールデンステイト・ウォリアーズ、マイアミ・ヒート、そしてポートランド・トレイルブレイザーズの名を挙げている。果たしてグリフィンの新天地は一体どの球団になるのか、注目していきたい。

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