2021.03.06

ロスターのさらなる向上を図るヒート、ジョン・ウォールとカイル・ライリーをトレードのターゲットに?

ヒートはラウリーとウォールをトレードのターゲットにするという[写真]=Getty Images
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トレードデッドライン前に大きな動きをみせるか?

 昨シーズン、NBAファイナルに到達してロサンゼルス・レイカーズと激突したマイアミ・ヒート。ジミー・バトラーを中心にチームはまとまり、結果的にはシリーズ敗退になったものの、レイカーズを苦しめる場面が何度もあった。

 今季もイースタン・カンファレンスのコンテンダーとして、最終的にはチャンピオンシップに輝きたいことだろう。今シーズンは安全衛生プロトコルによって試合が延期になり、また2回の3連敗と5連敗を記録するなど、厳しい状況を戦わなければいけなかった。しかし2月中旬から6連勝を果たし、3月6日(現地時間5日、日付は以下同)の時点で18勝18敗と東の6位まで順位を上げることができた。

 チームとしてさらなる加速をつけていきたい中、とあるトレードの噂が浮上。それはヒートがジョン・ウォール(ヒューストン・ロケッツ)とカイル・ラウリー(トロント・ラプターズ)を獲得候補にしているという内容だ。『TrueHoop』が報じている。ヒートは昨季ファイナルを戦い終えたあと、今季どうすれば良い状態で戦えるか、ずっと模索してきたという。

 また同メディアをとおして、とある球団のエグゼクティブは「もしヒートがウォールかラウリーを本格的に獲得するとなれば、タイラー・ヒーロー、ダンカン・ロビンソン、プレシャス・アチウワといったいずれかの選手を含んだパッケージでトレードは成立するだろう」とコメント。ケリー・オリニクやマイヤーズ・レナードといった契約額としても中間の選手も在籍しているため、サラリー上問題なくマッチしてトレードができるとのことだ。

 今季のトレードデッドラインは今月26日であり、オールスター後にヒートはその期限までに8試合を予定している。その期間中にチームは最良の選択を見極めたいとのこと。ウォールとラウリーのほかにも、ロケッツのビクター・オラディポも獲得候補と噂されており、デッドラインまでにヒートは新たなポイントガードを迎えているかもしれない。

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