3月8日(現地時間7日)、ジョージア州アトランタのステイトファーム・アリーナにて『NBAオールスター2021』が開催。今年は新型コロナウイルス(COVID-19)の影響によりイベントが小規模で行われ、例年とは異なり3ポイントコンテストはオールスターゲーム前に行われた。
スキルズチャレンジ続いて行われた3ポイントコンテストには、ジェイレン・ブラウン、ジェイソン・テイタム(ともにボストン・セルティックス)、マイク・コンリー、ドノバン・ミッチェル(ともにユタ・ジャズ)、ザック・ラヴィーン(シカゴ・ブルズ)、ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)といった今回のオールスターゲームに選出された選手たちが出場した。
非常に豪華な顔ぶれとなったが、その中でも一際存在感を放ったのはカリーだった。1回戦を合計31ポイントと圧倒的な成績で突破すると、続くファイナルラウンドではテイタムとコンリーと対戦。特にコンリーは今季3ポイント成功率が42.2パーセントとキャリアハイを記録しており、このラウンドでは合計27ポイントとカリーへプレッシャーをかける。
しかしここで相手のパフォーマンスを上回るのがカリーだ。左コーナーからのスタートを4連続でミスしたものの、左右にセットされたディープスリーを2本ともヒットさせると、右ウイングのマネーボールラックを5本中4本成功。そして最後は右コーナーのショットを4本決めてみせ、合計28ポイントをマークして今大会を制した。
こうして2015年のコンテスト以来となる2度目のチャンピオンに輝いたカリー。力強くガッツポーズを掲げて喜びを嚙み締めた彼は、「会場が盛り上がっているのを感じられたと思う」と話し、「ショットを決めなきゃいけないことはわかっていたんだ。楽しい戦いだったよ」と、コメントを残した。
Stephen Curry puts up a final round score of 28 and connects on his final two shots to WIN the #MtnDew3PT 🏆 for the 2nd time!
All of #NBAAllStar in One Night LIVE NOW on TNT pic.twitter.com/QOxqZnvpd4
— NBA (@NBA) March 8, 2021