2021年スラムダンクコンテストはアンファニー・サイモンズが優勝…トレイシー・マグレディのダンクも再現

2021年スラムダンクコンテストを制したのはサイモンズ[写真]=Getty Images

 3月8日(現地時間7日)、ジョージア州アトランタのステイトファーム・アリーナにて『NBAオールスター2021』が開催。今年は新型コロナウイルス(COVID-19)の影響によりイベントが小規模で行われ、例年とは異なりスキルズチャレンジと3ポイントコンテストはオールスターゲーム前、スラムダンクコンテストは本戦のハーフタイム中に行われた。

 今年のスラムダンクコンテストには、アンファニー・サイモンズ(ポートランド・トレイルブレイザーズ)、キャシアス・スタンリー(インディアナ・ペイサーズ)、オビ・トッピン(ニューヨーク・ニックス)の3名が出場した。1回戦ではスタンリーがレッグスルーダンクを叩き込むと、トッピンはボールを一度バウンズさせてから空中でキャッチし、リバースダンクを成功。するとサイモンズはバックボードの高い位置に固定したボールをジャンプでキャッチしてダンクするなど、身体能力をアピールする。

 1回戦2回目の挑戦では、サイモンズはトロント・ラプターズ時代のトレイシー・マグレディのジャージを着用すると、2000年に実際に彼が披露したスリーシックスティダンクを再現。最終的にジュリアス・ランドル(ニックス)と自分の父親の2人を飛び越えたダンクを成功させたトッピンと、ファイナルラウンドで競い合うことになった。

 トッピンとの一騎打ちとなったサイモンズだったが、ここでワンバウンドからのワンハンドダンクを華麗にミスなく成功。トッピンも先攻でレッグスルーダンクを決めていたものの、すでにミスしていたのが影響し、最終的に審査員5人中3人の投票を勝ち取ったサイモンズが今年のスラムダンクコンテストを優勝した。

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