3月11日(現地時間10日、日付は以下同)。オールスターブレイクが終わり、ワシントン・ウィザーズは敵地フェデックス・フォーラムでメンフィス・グリズリーズと一戦を交えた。
前半、ウィザーズはシュートタッチに苦しみ、第2クォーター途中に19点ビハインドを背負ってしまう。それでも、第3クォーター残り7分26秒にラッセル・ウェストブルックのショットで逆転に成功。その後リードが入れ替わるシーソーゲームを演じたものの、第4クォーター中盤からグリズリーズに2ケタリードを許し、最終スコア112-127で敗戦。
グリズリーズではヨナス・バランチュナスが29得点に加えて9本のオフェンシブ・リバウンドを含む20リバウンドに3アシスト4ブロックと大暴れ。さらにはジャ・モラントが21得点6リバウンド10アシスト、デズモンド・ベインが20得点、カイル・アンダーソンが13得点と続いた。
一方、敗れたウィザーズではブラッドリー・ビールが21得点5アシスト3スティール、ウェストブルックが20得点10アシスト3スティール、ダービス・ベルターンスとデニ・アブディヤがそれぞれ13得点。
だがこの試合ではターンオーバーを9本に抑えたものの、リバウンド数で39-60、ペイントエリアにおける得点でも48-78と大差が開いてしまい、今季のグリズリーズ戦を2戦2敗とした。
八村塁は先取点となるキャッチ&シュートを放り込み、第2クォーターではフリースロー4本と3ポイントを成功。試合全体で25分23秒プレーして11得点6リバウンド、フィールドゴール30.0パーセント(3/10)でフィニッシュ。
NBA通算997得点とした八村は、13日のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦で3得点以上を奪えば、通算1000得点をクリアすることになる。これはアジア出身選手としてヤオ・ミン(元ヒューストン・ロケッツ/通算9247得点)、イー・ジャンリャン(元ニュージャージー・ネッツほか/通算2148得点)に次ぐ3人目の快挙となるだけに、注目が集まりそうだ。