3月23日(現地時間22日、日付は以下同)。8連勝と波に乗るアトランタ・ホークスが敵地ステイプルズ・センターに乗り込み、ロサンゼルス・クリッパーズ戦に臨んだ。
この日ホークスはディアンドレ・ハンターが約1か月半ぶりに戦列復帰。トレイ・ヤング、ジョン・コリンズを中心に攻め立て、第3クォーター残り4分15秒にはボグダン・ボグダノビッチのショットで88-66と、この試合最大となる22点リードを手にした。
ところが、ホームのクリッパーズがそこから反撃に転じ、終わってみれば119-110で大逆転勝利。ホークスの連勝を8でストップし、クリッパーズが2連勝。
クリッパーズではカワイ・レナードが25得点7リバウンド5アシスト2ブロック、マーカス・モリスが19得点、イビツァ・ズバッツが12得点9リバウンド2ブロックを挙げたほか、ベンチスタートのテレンス・マンが21得点10リバウンド、ルーク・ケナードがフィールドゴール100.0パーセント(8/8)の計20得点7リバウンド4アシストの大活躍を見せた。
パーフェクトゲームを達成したケナードは「僕らはこのチームにはカムバックできる力があるんだと分かっているよ」と切り出し、この試合について「間違いなく僕のバスケットボールキャリアの中で最高に楽しいゲームの1つだった。1位じゃなかったとしても、トップ2には入るよ」と振り返った。
ダブルダブルをマークしたマンは「僕らはこの2、3試合で、エナジーをもっと出していかなきゃと痛感したんだ。ハッスルしてリバウンドを奪い、個性を出していったことで目が覚めたんだ」と勝因について明かしている。
ロイド・ピアース前HC(ヘッドコーチ)の後任として暫定HCに就任後、8戦負けなしだったネイト・マクミランは「相手はいくつかアジャストしてきたんだ。スモール(ラインナップ)を敷き、我々は集中力を失ってしまい、ゲームを締めくくることができなかった。落ち着きをなくしてしまったんだ」と悔やんだ。
ホークスではヤングがゲームハイの28得点に5リバウンド8アシスト、コリンズが23得点7リバウンド、トニー・スネルが13得点6リバウンド、クリント・カペラが12得点14リバウンド、ボグダノビッチが12得点、ハンターは約20分の出場で8得点を残した。
「僕らはここ最近、試合を締めくくることに関してはいい仕事ができていた。シーズンを通じてパーフェクトとはいかないだろうけど、この試合でも勝利するチャンスはあったように思う」と振り返ったヤング。
ホークスは25日のサクラメント・キングス戦で仕切り直しを図ることとなる。