3月26日(現地時間25日、日付は以下同)。NBAはトレードデッドラインを迎え、複数のトレードが成立。昨季のイースタン・カンファレンス覇者、マイアミ・ヒートはヒューストン・ロケッツとのトレードで2度のオールスター選出を誇るビクター・オラディポの獲得に成功した。
以前からオラディポ獲得に関心ありと報じられていたヒートは、エイブリー・ブラッドリー、ケリー・オリニク、2022年のドラフト1巡目指名権の交換権と引き換えに、オラディポをロースターへと加えた。
キャリア8年目のオラディポは、今季インディアナ・ペイサーズとヒューストン・ロケッツで計29試合に出場。平均20.8得点5.0リバウンド4.7アシスト1.3スティールを残す攻防兼備のシューティングガード。
契約は今季限りのため、今季終了後に制限なしフリーエージェント(FA)になるものの、現在イースト5位の22勝22敗のヒートにとって大きな戦力補強と言っていい。
なお、ヒートは26日にサンアントニオ・スパーズとのバイアウトに合意し、制限なしFAとなったラマーカス・オルドリッジの移籍先の筆頭候補に挙がっていると『ESPN』が報じているため、この数日間にオラディポ、オルドリッジというオールスター選出経験のあるベテランを2人も加えることになりそうだ。