2021.03.26

ブレイザーズとラプターズがトレード、ノーマン・パウエルがブレイザーズへ

ラプターズのノーマン・パウエル(白)がトレイルブレイザーズへ移籍[写真]=Getty Images
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 3月26日(現地時間25日)、ポートランド・トレイルブレイザーズとトロント・ラプターズが2チーム間トレードに合意したと『ESPN』などが報じた。

 このトレードで、ブレイザーズはノーマン・パウエルを獲得し、ラプターズはギャリー・トレントJrとロドニー・フッドを得た。

 2015年にトロント・ラプターズでNBAキャリアをスタートさせたパウエルは、現在27歳で主にシューティングガードを務める。今シーズンは好調を維持しており、42試合の出場で1試合平均30.4分19.6得点1.8アシストを記録。平均出場時間と平均得点は自己ベストを挙げているほか、3ポイントシュート成功率も43.9パーセントと高確率で沈めている。パウエルは先日、カイル・ラウリーとともにトレード候補に挙げられているとの報道があったが、その報道どおりトレードされることなった。

 一方ラプターズが獲得したトレントJrは、昨シーズンバブル開催となったシーズン終盤戦から頭角を現し、今シーズンはここまで23試合の先発を含む41試合に出場。1試合平均30.8分の出場で平均15.0得点2.2リバウンド1.4アシストと成績面で軒並み数字を伸ばしている。フッドは、今シーズン38試合の出場で1試合平均19.1分4.7得点1.9リバウンド1.2アシストと目立った成績は挙げられていない。

 そのほかラプターズは、マット・トーマスをユタ・ジャズへ放出して2021年ドラフト2巡目指名権を獲得し、サクラメント・キングスとのトレードでテレンス・デイビスと引き換えに2巡目指名権を得ている。放出の噂がささやかれていたラウリーは結局トレードが実現せず、今シーズンはチームに留まることとなった。

 

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