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3月28日(現地時間27日、日付は以下同)に行われたデトロイト・ピストンズ戦。ワシントン・ウィザーズはエースのブラッドリー・ビールが第3クォーター途中に離脱し、30点リードから3点差まで詰め寄られるも、八村塁らが追加点をあげてピストンズを106-92で撃破した。
連敗を3でストップし、今季戦績を16勝28敗としたものの、ウィザーズは依然としてイースタン・カンファレンス13位。プレーイン・トーナメント出場圏内にいる10位のシカゴ・ブルズ(19勝25敗)とは3.0ゲーム開いているため、今後も必勝態勢で臨まなければプレーオフ出場への道が絶たれるという厳しい状況にある。
それでも、今季からウィザーズに加入したラッセル・ウェストブルックはピストンズ戦でも19得点19リバウンド10アシストと、今季リーグトップを快走する15度目のトリプルダブルをマーク。
今季成績を平均トリプルダブル(21.4得点10.0リバウンド10.2アシスト)とした32歳のスーパーガードは、37試合でフランチャイズ史上最多タイとなるトリプルダブル数に到達。今季中にダレル・ウォーカー(元ブレッツほか/15度)の記録を抜き、チーム史上最多記録を塗り替えることが確実視されている。
また、通算トリプルダブル数で歴代2位の161回を誇るウェストブルックは、5シーズンで15回以上のトリプルダブルを達成。これは歴代1位の181回を保持するオスカー・ロバートソン(元シンシナティ・ロイヤルズほか)と並んで歴代最多タイ。
チームを勝利へと導くべく、毎試合で120パーセントの力を持ち込んでプレーするウェストブルック。今後ウィザーズがプレーオフ出場争いで生き残ることができるかは、この男のパフォーマンスにかかっていると言っても過言ではない。
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