2021.03.30

ウィザーズがペイサーズとの激闘制し1カ月ぶり連勝…八村が窮地で逆転のダンク!

勝負所で逆転のダンクを決めた八村塁(写真は3月27日)[写真]=Getty Images
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 3月30日(現地時間29日)、NBAでは各地で11試合が行われ、ワシントン・ウィザーズはホームでインディアナ・ペイサーズと対戦した。

 第1クォーター序盤は両チームとも得点が伸びない状況が続き、さらにペイサーズのマルコム・ブログドンらに得点を許し、24-28とリードを許して最初の12分間が終了。

 続く第2クォーターはウィザーズが先に仕掛け、第2クォーター残り時間9分にはラッセル・ウェストブルックのレイアップで同点に追いつく。その後、再びペイサーズにリードを許すも、ハウル・ネトが再び同点とし、勢いに乗るウィザーズがそのまま逆転に成功。しかし第2クォーター残り時間0.2秒にペイサーズのドマンタス・サボニスのフリースローで逆転を許し、57-58でハーフタイムへ。

 第3クォーターは開始早々に八村塁のジャンプシュートでウィザーズが逆転に成功。さらに八村はドライブインやジャンプシュートを沈め、接戦を戦うチームを勢いづける。ウィザーズは八村に触発されるようにウェストブルック、デニ・アブディアらも調子を上げ、一時はペイサーズに逆転を許すものの、第3クォーター残り時間0.1秒にネトが3ポイントシュートを沈め、95-92と逆転して最終クォーターへ。
 
 第4クォーターはアブディア、ウェストブルック、八村が中心となり得点を重ね、一進一退のシーソーゲームとなり、第4クォーター残り時間4分37秒には八村のファストブレイクからダンクで逆転に成功。このビッグプレーで流れを掴んだウィザーズはそこからリードを譲ることなく、最終スコア132-124で激戦に終止符を打った。
 
ウィザーズはウェストブルックが35得点14リバウンド21アシストのトリプルダブルを達成。今シーズン16回目のトリプルダブルを記録し、通算回数でチーム史上最多記録となった。また、八村も26得点8リバウンドを記録し、およそ1カ月ぶりの連勝に大きく貢献した。対するペイサーズはサボニスが35得点11リバウンド、ブログドンが26得点8アシストを記録するなど活躍を見せたが、好調のウィザーズに屈する形となった。
 
■試合結果
ワシントン・ウィザーズ 132-124 インディアナ・ペイサーズ
WAS|24|33|38|37|=132
IND|28|30|34|32|=124

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