2021.03.30

レイカーズ入りしたドラモンド「多くの勝利を手にすべく、チームを助けるために来た」

レイカーズの一員となったドラモンド[写真]=Getty Images
国内外のバスケ情報をお届け!

 3月30日(現地時間29日、日付は以下同)。ロサンゼルス・レイカーズと今季終了までの契約を結んだアンドレ・ドラモンドが、オンラインで入団会見を行なった。

 2度のオールスター選出、4度のリバウンド王獲得という実績を持つ27歳のビッグマンは「僕が最後にプレーしてから、1か月と10数日間も経っている。だから皆も僕がコートに足を踏み入れてプレーすることに飢えていて、興奮していることは想像できるはずだ。今プレーできる段階にもっていくべく、この1か月間で猛練習してきたんだ」と自信を見せた。

 ドラモンドは2月13日を最後に、試合には出場していないものの、ワークアウトを続けてきたことで、今週中にはレイカーズの一員としてデビューできる見込みだという。

 208センチ126キロと屈強な身体を持ち、今季も平均17.5得点13.5リバウンド2.6アシスト1.6スティール1.2ブロックを残すビッグマンは「僕は誰かから輝きを奪うために来たんじゃない。できるだけ多くの勝利を手にするべく、このチームを助けるために来たんだ。僕のディフェンスには素早い足と手があり、多くの点でこのチームを助けることになるだろう。それに1番(ポイントガード)から5番(センター)までをカバーできるさ」と意気込む。

  

 30日終了時点で、レイカーズはウェスタン・カンファレンス4位の30勝17敗。レブロン・ジェームズ(重度の右足首ネンザ)とアンソニー・デイビス(右アキレス腱炎)がケガのため戦線離脱しており、戦力ダウンしていることは否めない。

 とはいえ、ドラモンドにとってマーキーフ・モリスケンテイビアス・コールドウェル・ポープはデトロイト・ピストンズ時代の元チームメートであり、デイビスは2012年のドラフト同期。久々にプレーする元同僚たちがいることは、レイカーズでプレーするうえでメリットの1つとなっていることだろう。

 そしてドラモンドがリーグ最強タッグとの共演について「あの2人が戻ってきたら、このチームのディフェンスは本当にクレイジーなことになると思う。僕はそれを楽しみにしているんだ」と話しているように、フルメンバーがそろったレイカーズは楽しみでしかない。

 2連覇を狙う覇者の一員としてプレーすることとなったドラモンド。得点やリバウンド、ブロックなど、ペイントエリアで暴れ回る姿を是非とも見せてほしいところだ。

BASKETBALLKING VIDEO