2021.03.30

ハーデンが1シーズンにおけるトリプルダブル数でキッドと並ぶネッツ史上トップタイへ

ネッツのハーデン(左)とレジェンドのキッド(右)[写真]=Getty Images
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 3月30日(現地時間29日、日付は以下同)に行なわれたミネソタ・ティンバーウルブズとブルックリン・ネッツによる一戦は、第4クォーターにウルブズが追い上げたものの、最終スコア112-107でネッツが振り切った。

 ネッツではジェームズ・ハーデンが38得点11リバウンド13アシストのトリプルダブル、4試合ぶりの出場となったカイリー・アービングが27得点7リバウンド3スティール、ブルース・ブラウンが10得点5リバウンド5アシスト、ディアンドレ・ジョーダンが10得点、ジェフ・グリーンが10得点2ブロック、ブレイク・グリフィンが5得点6リバウンド5アシストをマーク。

「彼はこのチームのリーダーであり、我々にとってものすごく重要な存在。これほどまでにトリプルダブルを記録できるのは決して当たり前ではない。でも彼はほぼ毎晩、それをこなしてしまうんだ」と、スティーブ・ナッシュHC(ヘッドコーチ)もハーデンの働きぶりを絶賛している。

 この日も殊勲の働きを見せたハーデンは、ネッツ加入後32試合で12度目のトリプルダブルを達成。これは2006-07、07-08シーズンのジェイソン・キッド(元ネッツほか/現ロサンゼルス・レイカーズAC)と並び、1シーズンにおけるフランチャイズ史上最多タイのトリプルダブル達成回数となった。

 もっとも、ネッツはカイリーこそ復帰したものの、ハムストリングを痛めているケビン・デュラント、先日加入したラマーカス・オルドリッジは欠場。フルメンバーで戦う機会は次戦以降にお預けに。

 ハーデンは「理論上ではいいメンバーだ。でも俺たちは実際にコートへ出て動き出さなきゃならない。彼らが近いうちに復帰することを、俺は楽しみにしている」と期待を寄せている。

 今季戦績をイースタン・カンファレンス2位の32勝15敗としたネッツは、首位のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ(32勝14敗)とのゲーム差を0.5まで縮めている。近日中にフルメンバーがお披露目となるネッツには今後も要注目だ。

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