2021.04.02

ウェストブルックが大敗したピストンズ戦について「この負けは僕の責任」

ウェストブルックはピストンズ戦でもトリプルダブルを達成(写真は3月19日のジャズ戦)[写真]=Getty Images
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29点差の敗北をウェストブルックが振り返る

 4月2日(現地時間1日、日付は以下同)、ワシントン・ウィザーズはアウェーでデトロイト・ピストンズと対戦し、91-120で敗戦。前半からピストンズにペースを握られるなか、ウィザーズは本来の得点力を発揮できない展開に。3ポイントシュートは26.3パーセント、フリースローは31.6パーセントと低調な結果に終わった。

 この試合では、スコアラーのブラッドリー・ビールが右股関節の打撲で引き続き欠場。ラッセル・ウェストブルックが16得点11リバウンド12アシストと、4試合連続となるトリプルダブルを達成したものの、チームとしてピストンズを上回ることはできなかった。ウェストブルックは「今日はいろいろなことがうまくいかなかった。まずは自分が反省すべきだ。ボールセキュリティがもろかったし、今日はリーダーとして失格だ。この負けは僕の責任だ」と、試合を振り返っている。

「どんな対戦相手でも、毎晩、しっかりとチームを引っ張らないといけない。今日、皆のエナジーや気合いが足りなかったのは僕の責任だ」と、ウェストブルックは自身の反省点をつづっている。

 またスコット・ブルックスHC(ヘッドコーチ)は、「今日、ラッセルが疲れているように見えた。離脱者が多いなか、オフェンスをずっと背負ってきた。なんとか得点しようと必死にプレーしていたが、スタミナが切れたように見えた」と、ウェストブルックのパフォーマンスについて言及。「ここ2試合で出場させすぎたかもしれない。頭数が足りていなかったので仕方がなかったが、それは私の責任だ」と、指揮官も言葉を残している。

 ウィザーズはビールに加えてダニエル・ギャフォードも戦線離脱中だ。残された戦力で戦わなければならないなか、今回は厳しい大敗を喫した。それでも自ら責任を背負うチームリーダーとヘッドコーチを中心に、次戦ホームで行われるダラス・マーベリックス戦では挽回に期待したい。

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