2021.04.04

八村塁が右肩の張りのため欠場、ウィザーズはマブスに敗れて3連敗

マブス戦を欠場したビール(左)と八村(右)[写真]=Getty Images
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 4月4日(現地時間3日、日付は以下同)。ワシントン・ウィザーズはダラス・マーベリックス戦に87-109で敗戦。今季最少得点に終わってしまい、3連敗を喫した。

 この試合でダービス・ベルターンスが約2週間ぶり、ベテラン司令塔のイシュ・スミスが約2カ月ぶりに復帰したものの、ブラッドリー・ビールが右股関節の打撲のため4試合連続の欠場。さらには2日のデトロイト・ピストンズ戦で右肩にテーピングをしてプレーしていた八村塁も右肩の張りにより欠場と、得点源を2人も欠いた。

「前の試合から痛みがあったみたいだが、欠場するほどではなかった。だが今日は欠場した方がいいと(スタッフが)勧めてきたんだ。今日の欠場は私も予期していなかったが、選手の健康が常に第一。欠場期間はまったく分からない。1試合かもしれないし、5試合かもしれない」と、スコット・ブルックスHC(ヘッドコーチ)が試合後に八村について話している。

 ウィザーズではラッセル・ウェストブルックが26得点14リバウンド5アシストと奮闘。ロビン・ロペスが18得点、ハウル・ネトが16得点、ベルターンスが20分9秒の出場で11得点、デニ・アブディヤが9得点8リバウンド、スミスが22分35秒プレーして5得点2アシストと続いたものの、後半はわずか40得点に終わっていた。

「オフェンスが得意な選手の不在は痛い。塁が次の試合で戻ってくることを願っている。ブラッドも戻ってくるといいね。いつ戻ってくるか分からないが、彼らが戻ってくればオフェンスの幅が広がる。ラッセルが1人でオフェンスを背負わなくてすむからね」。

 指揮官はそう語っているが、ウィザーズは6日からアウェー6連戦が組まれており、厳しいスケジュールは続く。次戦は2月11日に実現しなかったトロント・ラプターズの渡邊雄太と八村による今季初の“日本人対決”の可能性があるだけに、八村が復帰できるかどうかは要注目だ。

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