「向上心があったから
ここまで続けられた」
五十嵐圭が語る”18歳”

NCAAトーナメントは、ベイラー大学の優勝で幕を閉じた。持ち前のアグレッシブなスタイルで今季無敗のゴンザガ大学相手に終始ペースを握らせず、エースのジャレット・バトラーも22得点をマーク。ベイラー大学はこれが悲願の初優勝となり、テキサス州へ優勝旗を持ち帰ることとなった。
さて、そんなマーチ・マッドネスの余興(?)として、ビジュアルクリエーターのルーク・スネデガーは、現役NBA選手に限定したデューク大学とケンタッキー大学のオールスターを独断と偏見で選出。コラージュのクオリティの高さはさておき、早速、両校のスターティング5をご紹介したい。
デューク大学は、コーチKこと名将マイク・シャシェフスキー率いるNCAA屈指の名門。スネデガーは、数多く存在する出身選手の中から、ブランドン・イングラム(ニューオーリンズ・ペリカンズ)、ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)、カイリー・アービング(ブルックリン・ネッツ)、ザイオン・ウィリアムソン(ニューオーリンズ・ペリカンズ)、マービン・バグリー3世(サクラメント・キングス)をピックアップしている。
デューク大はNBA制覇を経験しているアービングら5人が選ばれた[写真]=Getty Images
対するケンタッキー大は、昨年自身初のNBA制覇を果たしたアンソニー・デイビスらが選出[写真]=Getty Images
スネデガーの“仮想卒業生オールスター”を受けて、『Hoop Central』は「Team Duke or Team Kentucky?」のアンケートを実施。
Team Duke or Team Kentucky?
(via @s1cked1ts) pic.twitter.com/f6ZbjRsKEE
— Hoop Central (@TheHoopCentral) March 31, 2021
リプライ欄ではバスケファンたちの意見がぶつかり合い、大盛り上がり。参考までに、以下でコメントをいくつか、ピックアップしてみたい。
「いつやってもケンタッキーだね。マービン・バグリーにADは、荷が重すぎる。そして、ジャマール・マレー、デビン・ブッカー、ジョン・ウォールはバックコートでの相性が抜群だと思う」
「デュークは、誰も組み立てができないじゃないか。テイタム、カイリー、イングラムは皆、自分がザイオンよりも優れていると思っていそうだし、ザイオンは思い通りにプレーできないかもね。ADは、圧倒的なディフェンス性能を持ったコート上で最高のプレーヤー。ケンタッキーが楽々勝つよ」
「KAT(カール・アンソニー・タウンズ/ミネソタ・ティンバーウルブズ)は、どこに行った?」
「チーム・デュークは、スキルもサイズもある。イングラムとテイタム、どちらが2番を務めてもガードするのは難しいだろうね。唯一変更するとしたら、バグリーに変えて、ジャバリ・パーカーかRJ・バレットを入れたいかな」
「難しい質問だな。ADとのミスマッチが常に付いて回るが、個人的にはデュークを推したい」
ファンからのリアクションを見る限り、ケンタッキー派が優勢の模様。チームとしてのバランスや選手同士の相性、そしてデイビスの存在により、同大学を支持する者が多い印象を受けた。
また、考察ではケンタッキーのベンチメンバーの層の厚さに言及する者も少なくなかった。確かに、カール・アンソニー・タウンズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)、バム・アデバヨ(マイアミ・ヒート)、デアーロン・フォックス(サクラメント・キングス)、ラジョン・ロンド(アトランタ・ホークス)、タイラー・ヒーロー(マイアミ・ヒート)、イマニュエル・クイックリー(ニューヨーク・ニックス)らが後ろに控えるとなると、総力戦なら同校に軍配が上がりそうだ。
ケンタッキー大はカール・アンソニー・タウンズらが控えており、ベンチ層が厚いとの声も[写真]=Getty Images
読者の皆さんはデュークとケンタッキー、どちらを支持しますか?
文=Meiji