2021.04.09

シュルーダーが自身のために猛抗議し、退場処分を受けたハレルに「感謝を伝えた」

今季ハレルとともにレイカーズに新加入したシュルーダー[写真]=Getty Images
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ラプターズ戦での一件について、シュルーダーが言及

 4月7日(現地時間6日)、ロサンゼルス・レイカーズとトロント・ラプターズの一戦。この日は前半から試合を優位に進めたレイカーズが110-101で勝利を収めたが、第1クォーター終盤に小競り合いが起きていた。レイカーズのデニス・シュルーダーがラプターズのOG・アヌノビーに脚をつかまれて背中から倒された際、モントレズ・ハレルがすかさず駆け寄って猛抗議。そこから両チームはヒートアップし、ハレルは退場処分となった。

 その後はリーグは両チームの複数の選手に対し、罰金や出場停止処分を下した。ハレルも罰金の対象となっていたが、シュルーダーは今回すぐさま自分を守ってくれたハレルに対して、感謝の気持ちを伝えたという。『Fadeaway World』によれば、いかのようなコメントをシュルーダーは残したそうだ。

「トレズはもちろんのこと、仲間が同じような目に遭ったのなら、自分も彼と同じことしていた。僕らは兄弟で家族なんだ。あの出来事のあと、彼は退場処分となったけれど、試合中にロッカールームへ行って、彼には感謝の気持ちを伝えたんだ。僕もきっと君に同じことをしていたよとね。あのことについては本当に感謝している」

 長いシーズンにおいて、必ず毎年こういった対戦チーム同士の衝突というのは起きてしまう。だが今回はケガ人などがでなかったこと、またハレルとシュルーダーとの間で新たな信頼関係と絆が構築されたという点では、レイカーズにとってポジティブな収穫があったのかもしれない。

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