2021.04.19

ザイオン・ウィリアムソン初のシグネチャー「Jordan Zion 1」のビジュアルが浮上

ザイオン初のシグネチャーモデル「Jordan Zion 1」のビジュアルが公開された[写真]=Getty Images
某ストリートメディアのシニア・エディターを経験後、独立。ひとつのカルチャーとしてバスケットボールを捉え、スポーツ以外の側面からもNBAを追いかける。

 かねてから噂されているザイオン・ウィリアムソン(ニューオーリンズ・ペリカンズ)初のシグネチャーモデル「Jordan Zion 1(ジョーダン ザイオン 1)」のリリースだが、ここにきて進展があった。

『Sneaker News』や『KicksOnFire』など海外の主要スニーカー情報誌は先日、ペリカンズで背番号1を背負う怪物がまもなくオンコートで着用することになるであろう、ファーストシグネチャーの画像を公開。以下では一足先に浮上したそのビジュアルから、細部のデザインをチェックしてみよう。


 新たに公開されたビジュアルは、ブラックとホワイトを基調に、クリアブルーやゴールドがアクセントを効かせたソリッドなデザインが印象的。その外見はどこか、言わずと知れたジョーダン ブランドの名作「Air Jordan 11 CONCORD(エア ジョーダン 11 コンコルド)」を彷彿とさせる。

 複数の機能素材をシームレスに繋ぎあわせたアッパーは、ザイオンの頭文字である「Z」をイメージした切り返しで、前足部をブラック、後足部をホワイトで配色。また、履き口から顔を覗かせるライニング(裏地)にも「ZION」の文字が散りばめられているのがお分かりいただけるはずだ。

 ヒールタブにはザイオンのニューシンボルと思しき“Zion”ロゴが鎮座。もし、今後アパレルなどシューズ以外のアイテムが展開されることになった場合、この新ロゴがあしらわれることになるのだろうか。

 そして、左足のシュータンには上記ロゴとは異なるザイオンのイニシャルをモチーフにした“ZW”ロゴを、右足のシュータンにはジョーダン ブランドの象徴である“Jumpman”ロゴをセット。インソールのロゴもアシンメトリーな配置となっており、こうした細かなギミックからはデザインチームのこだわりが感じられる。

 なお、機能面に関する情報は現状明かされていない。しかし、リーグ屈指の重戦車であるザイオンのシグネチャーとなれば、同選手のパワーを最大限に引き出し、そのエネルギーに耐えうるタフな構造が採用されているはずだ。

『Sneaker News』は、リリース日を「まもなく」としているが、果たして市場に姿を現すのはいつになるのだろうか。ブランドからの情報解禁はもちろんのこと、オンコートにおけるザイオンの足元にも注視していきたい。

文=Meiji

BASKETBALLKING VIDEO