5月11日(現地時間10日、日付は以下同)。NBAは今季第20週のプレーヤー・オブ・ザ・ウィーク(週間最優秀選手)を発表した。選考期間は4日から10日までとなっている。
イースタン・カンファレンスからはワシントン・ウィザーズのラッセル・ウェストブルック(今季初/通算20度目)、ウェスタン・カンファレンスではユタ・ジャズのボーヤン・ボグダノビッチ(今季初/通算2度目)が選ばれた。
ウィザーズを3勝1敗へと導く原動力となったウェストブルックは、期間中に平均22.3得点17.3リバウンド18.3アシストの週間平均トリプルダブルをマーク。平均リバウンドとアシストはいずれもリーグトップで、4試合のスパンにおいて、平均22.0得点17.0リバウンド18.0アシスト以上を残したNBA史上初の選手に。
そして11日のアトランタ・ホークス戦で今季36回目のトリプルダブル(28得点13リバウンド21アシスト)をマークしたことで、オスカー・ロバートソン(元シンシナティ・ロイヤルズほか/181回)を上回り、NBA歴代最多記録を更新する通算182回目のトリプルダブルという新たな歴史を作った。
一方のボグダノビッチは、期間中に平均29.3得点4.5リバウンド1.5アシストにフィールドゴール62.3パーセント、3ポイント53.8パーセントを残してジャズの4戦無敗に大きく貢献。
ボグダノビッチは先週、エースのドノバン・ミッチェルが不在の中でチームを引っ張っていることについて「僕はただアグレッシブにトライしているだけ。このチームが僕に得点することを求めているんだ。特にドノバン不在だからね」とコメント。そして「このリーグでプレーする選手たちにとって、自信を持つことが全てなんだ」と話していた。