2021.05.14

アンソニー・デイビスがファンの質問に返答…尊敬する選手や手に入れたい超能力などに言及

アンソニー・デイビスがファンの質問に回答[写真]=Getty Images
某ストリートメディアのシニア・エディターを経験後、独立。ひとつのカルチャーとしてバスケットボールを捉え、スポーツ以外の側面からもNBAを追いかける。

 万全の状態とは言えないものの、昨シーズンの王者をプレーオフに導くため、戦線復帰を果たしたアンソニー・デイビス(ロサンゼルス・レイカーズ)。今シーズン好調のフェニックス・サンズ相手に42得点を記録し白星をもぎ取って以降、チームは3連勝と軌道に乗り出している。

 そのデイビスが、NBAと独占コンテンツ契約を結んだ“アメリカ版2ちゃんねる”こと『Reddit』に登場し、ファンからの質問に返答。以下では、その中から興味深いQ&Aを一部を抜粋し、ご紹介したい。

――今までプレーした中で一番面白かったチームメートは誰ですか?

「ジャレッド・ダドリーだね。彼はどうかしているよ。最高だね。間違いなく、一緒にプレーしたなかで一番面白い人だよ」

――大学からNBA入りした直後は苦労しましたか? また、NBAに“歓迎された”と思ったことを教えてください。

「NBA入りはスムーズだったよ。カレッジからブロン(レブロン・ジェームズ)、メロ(カーメロ・アンソニー)、コービー(ブライアント)、タイソン・チャンドラー、ラッセル・ウェストブルックジェームズ・ハーデンアンドレ・イグダーラクリス・ポールと一緒にオリンピックチームに合流したんだ。約2カ月の間、24時間彼らと過ごしたことで、多くのことを学ぶことができたんだ。

 リーグに“歓迎された”瞬間は、ルーキーイヤーにインディアナとホームで対戦した時かな。彼らはその頃、PG(ポール・ジョージ)、ランス・スティーブンソン、デイビッド・ウェスト、ロイ・ヒバートを擁していたんだ。俺はデイビッド・ウェストに圧倒されてね。彼を止めることができなかったんだ。ものすごくイライラしたよ。彼は何度も同じムーブを繰り返したんだ。ボールをキャッチして、ジャブを入れ、エルボーからジャンパーという動きを5回連続ぐらいされたんじゃないかな。俺はそれを止めることができなかったんだ。その時、このリーグは本物だなと思ったよ」

ADはデイビッド・ウェストを止められず「ものすごくイライラした」と振り返る[写真]=Getty Images


――お気に入りのディズニーキャラクターは?

「ディズニーチャンネルを見ていた時は『スイートライフ』が大好きだった。だから、それを選ばせてもらおうかな」

――自分のタトゥーに特別な意味はありますか?

「全て特別な意味があるよ。亡くなった友人や家族のものもあれば、娘のタトゥーも入れているしね。背中にはシカゴで育った自分と、これまでのバスケットボールの道のりを描いているんだ。全てが俺にとっては特別で、それはこれからも変わらないよ」

―キャリアで最も難しかったショットは何ですか?

「これもカウントされるかな?去年のブルックリン(・ネッツ)戦なんだけど……反対サイドでボールをカットして、ハーフコートまでドリブルで運んだら、ファールを受けて……そのまま回転して空中に投げたら入ったんだよね」

―オフェンス・ディフェンスの双方において万能ですが、お手本にしている選手はいますか?

「ケビン・ガーネット(元ボストン・セルティックスほか)を尊敬している。俺はいつだって彼のように両サイドでプレーし、激しい選手になりたいと思っていた。俺がリーグに入団した時彼はキャリアの晩年だったけれど、彼との対戦はいつも楽しみだったよ」

ADはケビン・ガーネットを尊敬する選手に挙げた[写真]=Getty Images


―空を飛ぶ能力、テレポートする能力、透明になる能力から超能力をひとつ選ぶとしたら?

「テレポートかな。透明になって誰にも気づかれないのは変な感じがするし、空を飛ぶことにもあまり興味がないかな。でも、テレポートして世界のどこにいてもA地点からB地点に移動できるのは最高。誰かが俺に捕まって一緒にテレポートできたら、なおさらだね」

―遠征中に行くお気に入りの飲食店はありますか?

「地元のシカゴに行ったら、ジョルダーノズのピザを食べるんだ。ニューヨークなら、フィリップスのピザは絶対だね」

 バスケットボールに対する真面目な質問から、普段はなかなか答える機会のないユニークな質問まで、ざっくばらんに回答をしてくれたAD。リーグ屈指のインサイドプレーヤーが認めるピザは、その土地に行く機会があれば是非、食べてみたいものだ。

『Reddit』のお次は、プレーオフのオンコートでファンを楽しませてくれるに違いない。

文=Meiji

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