2021.05.15

プレーイン・トーナメントの日程が発表、シード順はシーズン最終日までもつれる見込み

プレーイン参戦を決めているウォリアーズのカリー[写真]=Getty Images
国内外のバスケ情報をお届け!

 5月15日(現地時間14日、日付は以下同)。NBAは19日から22日にかけて行なわれるプレーイン・トーナメントの日程を発表した。

 これは17日のレギュラーシーズン終了時点で、イースタンならびにウェスタン・カンファレンスの7位から10位までの4チームが、プレーオフ最後の2つのスポットをかけて繰り広げられる一発勝負。

 まず各カンファレンスの7位と8位のチームが激突(①)し、勝利チームが第7シードとしてプレーオフ出場が確定。9位と10位チームの対決(②)で敗れたチームが敗退となり、①の敗者と②の勝者が戦い、勝利したチームが第8シードを手にするというもの。

 プレーイン・トーナメントの日程は下記のとおり。
※日付はいずれも日本時間、右側がホームチーム、チーム名は略称

■プレーイン・トーナメントの日程
5月19日
GAME1:イースト8位×セルティックス(7位)
GAME2:イースト10位×9位
5月20日
GAME3:ウェスト8位×7位
GAME4:スパーズ(10位)×ウェスト9位
5月21日
GAME5:GAME2の勝者×GAME1の敗者
5月22日
GAME6:GAME4の勝者×GAME3の敗者

昨季覇者レイカーズのレブロン対カリーというスーパースターの競演も

 15日終了時点で、順位が決まっているのはイースト7位のセルティックスと、ウェスト10位のスパーズのみ。イーストではホーネッツ、ペイサーズ、ウィザーズがシード順争いをしており、ウェストでは10位のスパーズとウォリアーズ、グリズリーズの参戦までは決まっているものの、ブレイザーズとレイカーズが第6シードを獲得すべく、しのぎを削っている。

 33勝38敗のウィザーズは、ホーネッツとペイサーズ(いずれも33勝37敗)を追っており、17日のレギュラーシーズン最終戦でホーネッツと直接対決が組まれている。直接対決の戦績はホーネッツに0勝2敗、ペイサーズに3戦全勝となっていることから、もし両チームが2敗となり、ホーネッツを下せば第8シード入りとなる。だがシーズン終了時点で勝率が並んだ場合は、直接対決の戦績によって第9シードでプレーインへ臨むこととなる。

 一方のウェストでは、2試合を残してウォリアーズとグリズリーズが共に37勝33敗と並んでおり、順位がどうなるかは未定。仮に昨季覇者レイカーズがプレーイン参戦となれば、レブロン・ジェームズステフィン・カリーという超大物同士が激突する可能性もあるだけに、シーズン最終戦まで目が離せない展開が続きそうだ。

 

BASKETBALLKING VIDEO