2021.05.17

ウェストブルックがウィザーズの東の8位確定について「ずっと皆を信じていた」

(写真は4月17日のペリカンズ戦)[写真]=Getty Images
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「どんなにつらいことがあっても、乗り越えられると思っていた」

 5月17日(現地時間16日)、ワシントン・ウィザーズはホームでシャーロット・ホーネッツと対戦。第3クォーター終了時点でウィザーズは79-90と2ケタリードを奪われていたが、最終クォーターにて怒涛の追い上げに成功。同クォーター残り8分4秒には同点に追いつき、試合終盤にはわずかにリードして115-110と接戦を制した。

 こうしてレギュラーシーズン最終戦を見事に勝利し、戦績34勝38敗でイースタン・カンファレンス8位を獲得したウィザーズ。シーズン序盤には安全衛生プロトコルの影響で選手が離脱して試合も延期され、またケガ人も続出するなど苦しい局面に陥った。成績不振にも陥っていたが、徐々に立て直していくことで連勝も重ね、プレーイン・トーナメント出場の切符を手にしている。

「シーズンをとおして言ってきたことだけど、僕はずっと皆を信じていた」と語るのは、ホーネッツ戦で23得点15リバウンド10アシストと今季38回目のトリプルダブルを達成したラッセル・ウェストブルックだ。「どんなにつらいことがあっても、乗り越えられると思っていた」と、レギュラーシーズンを振り返っている。

 またウィザーズが息を吹き返し、プレーオフ進出に望みがつながったことについて、「我々のコーチのおかげだ」と、ウェストブルックはスコット・ブルックスHC(ヘッドコーチ)を讃えている。「どんなことがあっても見事なアジャストをみせてくれた。このリーグでは何でも選手の手柄になりがちだが、スコッティは安定した采配で我々をレベルアップさせてくれた」と、コメントを残している。

 イースタン・カンファレンス8位でレギュラーシーズンを終えたウィザーズは、同じく7位のボストン・セルティックスとプレーオフ進出をかけて対戦することが決定した。セルティックスは近年東の強豪として結果を残してきたチームだが、現在勢いに乗っているウィザーズならば、素晴らしい戦いを繰り広げるに違いない。

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