ワシントン・ウィザーズは1日(現地時間5月31日、日付は以下同)、フィラデルフィア・セブンティシクサーズとのNBAプレーオフ2021の1回戦第4試合を戦い、122ー114で勝利した。
イースタン・カンファレンスを首位で突破したシクサーズを相手に3連敗を喫し、後が無くなっていたウィザーズは60ー61とリードを許して前半を終えるも、第3クォーターで相手を19点に抑えて逆転に成功。最終クォーターに逆転を許したものの、再逆転してシリーズ初勝利を果たした。
この試合で20得点13リバウンドのダブルダブルで勝利に貢献した八村塁は、試合後の記者会見で「3連敗して負けたら終わりということで、アグレッシブに行こうと。僕もそうですし、チーム全体もできたと思う」とコメント。自己最多となる13リバウンドについては「これだけ大きな試合でどれだけ活躍できるかというのを重要視してきたので、活躍できて良かった」と振り返った。
八村はプレーオフ4戦を戦い、3ポイントシュートを12本中8本成功させるなど外角からのシュートが好調だが、「ブラッド(ブラッドリー・ビール)とラス(ラッセル・ウェストブルック)がディフェンスを集めてくれるので、僕はイージーに打てている」と手応えを語った。
3ポイントシュートや速攻からのダンクなど積極的なプレーで得点を重ね、日本人初となるプレーオフ勝利を果たした八村。1勝3敗と負ければシリーズ敗退と窮地に立たされているが、イースタン・カンファレンス首位相手に今後どのようなパフォーマンスを披露してくれるのか期待したい。
【今日のハイライト@rui_8mura🎥】#八村塁 選手はプレーオフ1stラウンド第4戦に41分32秒出場し、スリーポイント3本成功含むFG8/12で20得点、13リバウンド、2アシストで日本人選手史上初のNBAプレーオフでの勝利!#ウィザーズ|#DCAboveAll pic.twitter.com/b1cQaBx9RF
— ワシントン ウィザーズ (@washwizardsjp) June 1, 2021