2021.06.12

八村がキャリア2年目を振り返る「プレーオフは別物だった」

NBAキャリア2年目にしてプレーオフの舞台に立った八村[写真]=Getty Images
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「本当に貴重な経験だった」とプレーオフを振り返る八村

 今シーズン、NBAキャリア2年目を迎えたワシントン・ウィザーズの八村塁。オフシーズンにハンドリングとジャンプシュートの練習に励むと、今季は特にオフェンスで存在感を発揮。キャリア初となったプレーオフでも、クラッチジャンパー含む2度の20得点オーバーを達成した。着実に成長を続け、チームの指揮官や選手たちからもその実力を認められるようになっている。

 現在ウィザーズはオフシーズンに突入しているが、八村は躍動のシーズンとなった今季を振り返ったそうだ。『Wizards Podcast Network』に出演すると、レギュラーシーズンとプレーオフの内容について、以下のように言及している。

「多くのコーチや選手、エージェントたちは、『プレーオフは別物だ』と僕に言っていた。最初はその意味がよくわからなかったけれど、実際の試合内容は確かに異なるものだった。本当に別物だったんだ。NBAの試合であることには変わりないのだけれど、皆がよりハードにプレーするし、すべてのポジションがさらに重要になる。レギュラーシーズンとは全然違っていた。プレーオフに進出するのは大変なことだけれど、僕はキャリア2年目にして実現できた。そして主力選手たちとともに、僕もチームのメインの1人として戦った。本当に貴重な経験だったよ」

 多くの選手やコーチが言うように、ポストシーズンに突入すると試合の強度が一段と高まり、フィジカル面やメンタル的にも過酷な戦いになると言われている。しかし八村は初めてのプレーオフの5試合で、平均14.8得点7.2リバウンド、3ポイントシュート成功率は60.0パーセントを記録した。プレッシャーがかかる大舞台だったかもしれないが、今回の経験を生かしてキャリア3年目も輝きを放ってくれるに違いない。

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