2021.06.19

クリッパーズが逆転勝利でシリーズを制す、シクサーズも終盤に逃げ切り辛勝/NBAプレーオフ

39得点の活躍でチームを逆転勝利に導いたテレンス・マン(左)[写真]=Getty Images
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 6月19日(現地時間18日)、NBAプレーオフのカンファレンス・セミファイナル第6戦の2試合が東西両地区で行われた。

 東地区ではフィラデルフィア・セブンティシクサーズがアトランタ・ホークスと対戦。シクサーズはここまで2勝3敗と負け越し、この試合を落とせばシーズン終了となる1戦となったが、立ち上がりから好調のトレイ・ヤングを止められずに苦しい展開となる。22-29とリードされて最初の12分を終えると、続く第2クォーターでもホークスの勢いの前にリードを奪えず、47-51とビハインドを背負って試合を折り返す。

 しかし、シクサーズは第3クォーター開始直後からセス・カリーが3本の3ポイントシュートを立て続けに沈め、一気に逆転。流れをつかみ、80-76でこのクォーターを終えたシクサーズは、最終クォーターでもタイリース・マキシーやベン・シモンズが着実に得点し、リードを譲らずタイムアップ。104-99と辛勝を収めた。

 西地区ではロサンゼルス・クリッパーズがユタ・ジャズと対戦。この試合に勝てばシリーズ突破となるクリッパーズは、前半はドノバン・ミッチェルを中心に攻め立てるジャズに先行され、50-72とリードを許して試合を折り返す。

 22点のビハインドを背負って迎えた後半では、クリッパーズのテレンス・マンが内外からアグレッシブに攻め、点差を大きく縮めることに成功。第3クォーターだけで20得点を記録したマンの活躍で91-94まで詰め寄ったシクサーズは、最終クォーターでも攻撃の手を緩めず、ポール・ジョージの得点で逆転に成功。その後は相手に追い付かせることなく、リードを広げてタイムアップ。131-119で勝利を収め、カンファレンス・ファイナル進出を決めた。

■試合結果
アトランタ・ホークス 104-99 フィラデルフィア・セブンティシクサーズ
ロサンゼルス・クリッパーズ 131-119 ユタ・ジャズ

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