6月29日(現地時間28日、日付は以下同)。ボストン・セルティックスは18代目のヘッドコーチ(HC)に就任したイメ・ユドーカの入団会見を行なった。
ユドーカは今季までの9シーズンをNBAチームでアシスタントコーチを務めており、サンアントニオ・スパーズ、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ、ブルックリン・ネッツというプレーオフチームに所属してきた。
さらに2019年のFIBAワールドカップでは恩師グレッグ・ポポヴィッチHC(スパーズ)の下でコーチングスタッフを務めており、現在もセルティックスで主軸を担うジェイソン・テイタム、ジェイレン・ブラウン、マーカス・スマートを指導してきた。
「彼らが私へコーチすることを許可してくれた。後押ししてくれたんだ。彼らは私が口うるさく言うことを知っている。そのことを気に入ってくれているんだ。そして彼らは背中を押してもらいたがっており、勝利へと導いてほしいと望んでいる」。
そしてユドーカは「大事なのは、このチームが勝ちたがっているということ、そして18度目(の優勝)を助けることなんだ。それが魅力的だった。このチームにはフィジカルなタレントがそろっていることは明白で、今は彼らがより良いリーダーとなり、もっと声を出し、すばらしい選手へと成長していくのを見ることができるチャンスなんだ」と語っていた。
セルティックスはここ14シーズンのうち13シーズンをプレーオフに出場しており、ここ5シーズンのうち3度もカンファレンス・ファイナルまで勝ち上がった実績がある。ユドーカはNBAで初のヘッドコーチとなるのだが、選手たちならびにこのチームを押し上げることができるか、是非とも注目していきたい。