2021.07.15

バックスが接戦を制してシリーズ2勝2敗…ミドルトンが40得点／NBAファイナル

サンズとの第4戦でクラッチショットを含む40得点をたたき出したミドルトン［写真］＝Getty Images

バスケットボールキング編集部

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　7月15日（現地時間14日）、ミルウォーキー・バックスはホームでフェニックス・サンズとのNBAファイナル第4戦に挑んだ。

　試合は前半から一進一退の戦いとなる。第1クォーターは出だしからリードを奪われたバックスだったが、クリス・ミドルトンのジャンプシュートやボビー・ポーティスの3ポイントシュートなどで点差を埋めていき、20－23というスコアに。続く第2クォーターではブルック・ロペスやドリュー・ホリデーなどの主力も得点に貢献し、52－52と同点で前半を終了した。

　後半ではより激しい得点の奪い合いへと発展する。第3クォーターではヤニス・アデトクンボがインサイドで、アウトサイドではミドルトンが次々とジャンパーをヒット。しかしサンズのオフェンスの方が一枚上手となり、76－82と6点ビハインドを背負うことになってしまった。

　しかしこの第4戦に負けられないバックスは、最終クォーターでチャンスをつかむことに。ミドルトンのレイアップ、アデトクンボの連続ダンクなどで着実に得点を重ねていくと、試合終盤にパット・カナトンの3ポイントで逆転に成功。そこからはサンズに一度は逆転を許したものの、ミドルトンのクラッチジャンパーで再逆転を果たし、最後は確実にフリースローを沈めたバックスが109－103で接戦を制している。

　シリーズを2勝2敗のイーブンに戻したバックスは、ミドルトンが40得点6リバウンド4アシスト、アデトクンボが26得点14リバウンド8アシストをマーク。アウェーで2連敗を喫したサンズは、デビン・ブッカーが42得点、ジェイ・クラウダーが15得点8リバウンド、クリス・ポールが10得点7アシストをマークした。

■試合結果
フェニックス・サンズ 103－109 ミルウォーキー・バックス
PHX｜23｜29｜30｜21｜＝103
MIL｜20｜32｜24｜33｜＝109