2021.07.23

ウィザーズの新HCであるアンセルドJr.「スタートを切るのが楽しみ」

ウィザーズの新たな指揮官に就任したアンセルドJr. [写真]=Getty Images
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「ここにたどり着くのにものすごく努力してきた。NBAのヘッドコーチになれたことを本当にうれしく思う」

 今シーズン、ラッセル・ウェストブルックブラッドリー・ビール八村塁を中心に、3年ぶりにプレーオフに進出したワシントン・ウィザーズ。来シーズンはさらなる飛躍を目指し、今季までデンバー・ナゲッツのアシスタントコーチを務めていたウェス・アンセルドJr.を、新たな指揮官として迎えた。

 アンセルドJr.の父ウェス・アンセルドはかつてワシントン・ブレッツ(現ウィザーズ)でプレーし、優勝を経験するなど伝説的な選手で、アンセルドJr.自身はウィザーズでスカウトやアシスタントコーチを務めていた経歴がある。何かと縁のあるアンセルドJr.とウィザーズだが、ヘッドコーチ就任会見を終えたことをツイッターの『ウィザーズ公式日本語アカウント』が報じた。

 家族とともにウィザーズのアリーナに訪れたアンセルドJr.は、「最高の気分だ。ここまでの(面接などの)プロセスは大変だったが、これ以上に特別な日はないと思う」と、コメント。「ホームタウン(のワシントンDCのエリア)に帰ってこられてすごくうれしく思う」と、喜びをあらわにした。

 トミー・シェパードGM(ゼネラルマネージャー)も、「ウェス・アンセルドを新ヘッドコーチとして紹介できて誇りに思う」とし、球団オーナーであるテッド・レオンシス氏は、「ウェスはこの球団が今何が必要なのか、何を変えるべきか、しっかり把握している。一緒に力を合わせていくのが楽しみだ」と、来季に向けて思いをつづった。

 シェパードGMとレオンシスオーナーの期待を背負うアンセルドJr.は、「ミスターレオンシスとトミー、そしてスタッフの皆さんに心から感謝している。ここにたどり着くのにものすごく努力してきた。NBAのヘッドコーチになれたことを本当にうれしく思う」と話し、「やらなければいけないことは山ほどあるが、ヘッドコーチとしてスタートを切るのが楽しみだ」と、これからの意気込みを語った。

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