2021.07.26

ガード陣強化を見据えるレイカーズ、トレードで獲得を狙うのはキングスのヒールドか?

ヒールドはリーグ有数のシャープシューター[写真]=Getty Images
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 7月30日(現地時間29日、日付は以下同)に行なわれるNBAドラフト、そして8月3日からスタートするフリーエージェント(FA)との交渉解禁を前に、各チームが戦力増強に向けて動きが加速しようとしている。

 昨季の覇者ロサンゼルス・レイカーズは、今季アンソニー・デイビスレブロン・ジェームズという超強力タッグをケガのため多くの試合で欠き、プレーオフではフェニックス・サンズの前に2勝4敗で敗れてしまい、ファーストラウンドで姿を消していた。

 そのレイカーズが今夏掲げているのはバックコート陣の強化。『The Athletic』によると、レイカーズはFA戦線でカイル・ラウリー(トロント・ラプターズ)、デマー・デローザン(サンアントニオ・スパーズ)、スペンサー・ディンウィディー(ブルックリン・ネッツ/プレーヤーオプション)の獲得に関心があるという。

 このチームの選手たちで来季も契約下にいるのはレブロン、デイビスのほかにケンテイビアス・コールドウェル・ポープカイル・クーズママルク・ガソルくらいで、モントレズ・ハレルがプレーヤーオプション、アルフォンゾ・マッキニーがチームオプションとなっており、現時点でチームに残るかは微妙。

 そしてデニス・シュルーダーをはじめ、ウェスリー・マシューズアレックス・カルーソマーキーフ・モリスアンドレ・ドラモンドといった選手たちが制限なしFAとなるほか、テイレン・ホルトン・タッカーが制限付きFAとなるため、ロースターが大幅に変わる可能性もある。

 26日に同メディアへ掲載された記事の中で、レイカーズはサクラメント・キングスとトレードの話し合いをしたことを報じており、その中心にはクーズマとバディ・ヒールドが入っているという。

 ヒールドはキャリア5シーズン目を終えたスイングマンで、キャリア平均16.0得点に3ポイント40.6パーセント(平均3.0本成功)と、リーグ有数のシャープシューターとして知られる28歳。

 毎年、ドラフト当日に指名権を絡めたトレードがいくつか成立しており、なかには先発級あるいはオールスター級の選手が移籍することもあるだけに、今後の動向に注目していきたい。

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