2021.07.26

東京五輪で初の国際大会に参戦するリラード「力を合わせて戦いに挑みたい」

フランスとの試合では11得点3アシストを記録したリラード[写真]=Getty Images
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「勝利のために全力でプレーしていきたいと思っている」

 7月25日、東京オリンピック 男子バスケットボールの予選リーグがいよいよスタート。FIBA世界ランキング1位のアメリカ代表は、2008年の北京オリンピックからこれまで3大会連続で金メダル獲得しており、今大会では4連覇が期待されている。

 大会開催前には、エキシビションゲーム3試合ででスターターを務めていたブラッドリー・ビール(ワシントン・ウィザーズ)が、安全衛生プロトコルを理由に代表チームから離脱。大きな戦力ダウンは否めなかったが、それでもケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)、デビン・ブッカー(フェニックス・サンズ)、ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)、ドリュー・ホリデー(ミルウォーキー・バックス)という選手たちが名を連ねている。

 そしてそのなかでも注目されている選手の1人が、リーグ屈指のスコアラーであるデイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)だろう。今回の東京オリンピックが、リラードにとって初めての国際大会出場となる。だがこれまでのキャリアにおいて、勝負所で力を発揮してきたことを踏まえれば、この大舞台でもその強さを存分に披露してくれるはずだ。

『INSIDER』によれば、リラードは予選リーグが始まる前に、NBAの実力者たちと初めての国際大会をプレーすることについて、以下のようにコメントしていたそうだ。

「普段NBAで対戦しているときと、国を代表して戦っている時の彼らの姿はまったく異なる。彼らは国際大会だとより生き生きとプレーしているようにみえる。そんな彼らと一緒に戦えることは本当に頼もしいと思うよ。だからこそ僕らはともに力を合わせて、この激しい戦いに挑んでいきたい。そして勝利のために全力でプレーしていきたいと思っている」

 同日グループAのアメリカはフランスと対戦したものの、76-83で予選リーグを黒星でスタートすることになった。スターターとして出場したリラードは11得点3アシストをマークしたものの、ショットの成功は10本中わずか3本のみ。だが28日に行われるイラン戦に向けて、気持ちを切り替えて次戦にフォーカスしていることだろう。

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