2021.08.10

「ウィザーズは僕にとって理想的なチーム」…ディンウィディーが入団会見

ウィザーズへ加入したスペンサー・ディンウィディー[写真]=Getty Images
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 8月10日(現地時間9日、日付は以下同)、ワシントン・ウィザーズに加入したスペンサー・ディンウィディーが入団会見に応じた。

 現在28歳の同選手は、196センチ98キロのガードで、2014年のNBAドラフトにおいてデトロイト・ピストンズから2巡目全体38位指名を受け、入団。ピストンズで2シーズン過ごしたのち、シカゴ・ブルズへ移籍するが4カ月で解雇され、その後ブルックリン・ネッツと契約した。ネッツでは平均20得点越えを記録するなど飛躍を果たすことに成功。だが、昨シーズンは右膝前十字靭帯の部分断裂という重傷を負ったため、3試合の出場に留まった。

 先日、ロサンゼルス・レイカーズなど5チームが絡んだトレードでウィザーズへ加入することとなったディンウィディー。「ウィザーズは僕にとって(FA市場で)理想的なチームだった」と明かし、「決まり文句に聞こえるかもしれないが、僕を欲しがってくれるチームに来たかった。僕はここまで転々として、いろいろな試練を乗り越えてきた。なので、全面的にサポートしてくれるチームで戦いたかったんだ」と入団の決め手を語った。

 自身の飛躍のシーズンとなった2019−20シーズンは、1試合平均31.2分の出場で20.6得点6.8アシストをマーク。攻撃面で多様なスキルセットを備えている同選手は、「僕はリムアタックしてからキックアウトするか、ロブパスを出す。自分がアシストをできない時でも、相手ディフェンスにズレを作ることはできるよ」と自信をのぞかせる。
 
「僕が2019−20シーズンのような活躍をできたら、そして自分がイメージするようにブラッド(ブラッドリー・ビール)をしっかりと支えられたら、このチームはイースタン・カンファレンスの脅威になることができる」と意気込みを語ったディンウィディー。昨シーズンはケガの影響でほとんどプレーできなかったが、来シーズンは新天地でどのようなパフォーマンスを披露してくれるのだろうか。そのプレーに注目が集まる。


 

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