2021.08.20

殿堂入りが確実視される5人が集うレイカーズ/殿堂入りの可能性が高い現役上位10選手

レブロン(左)とデイビス(右)に加え、3人も殿堂入り候補を擁するレイカーズ[写真]=Getty Images
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 NBAという世界最高のプロバスケットボールリーグでキャリアを積んで活躍し、オールスターやオールNBAチーム入りを飾った選手たちでも、バスケットボール殿堂入りすることは決して簡単なことではない。

 今年の殿堂入り式典は、9月12日(現地時間11日)にマサチューセッツ州スプリングフィールドで行なわれる予定となっており、ポール・ピアース(元ボストン・セルティックスほか)やクリス・ボッシュ(元トロント・ラプターズほか)、ベン・ウォーレス(元デトロイト・ピストンズほか)といった選手たちが北米委員会、トニー・クーコッチ(元シカゴ・ブルズほか)が国際部門で選ばれており、正式に殿堂入りメンバーとなる。

ドラフト外から殿堂入り選手となったウォーレス[写真]=Getty Images

 ちなみに、昨季NBAのレギュラーシーズンに最低1試合出場したのは計540選手。そのうち、『Basketball Reference』が算出した、将来殿堂入りする可能性が高い現役上位10選手を見てみよう。
※所属は日本時間8月19日時点、チーム名は略称、%=パーセント

■『Basketball Reference』が算出した殿堂入りする可能性が高い現役選手TOP10
1.レブロン・ジェームズ(レイカーズ):100%
―.クリス・ポール(サンズ):100%
―.ケビン・デュラント(ネッツ):100%
4.ジェームズ・ハーデン(ネッツ):99.97%

ネッツにはデュラント(左)とハーデン(右)という2人の殿堂入り候補が所属する[写真]=Getty Images

5.ステフィン・カリー(ウォリアーズ):99.96%
6.ラッセル・ウェストブルック(レイカーズ):99.93%
7.ドワイト・ハワード(レイカーズ):99.73%
8.アンソニー・デイビス(レイカーズ):98.51%
9.カーメロ・アンソニー(レイカーズ):98.42%
10.デイミアン・リラード(ブレイザーズ):90.63%

今夏ブレイザーズからレイカーズへ移籍したカーメロ[写真]=Getty Images

将来の殿堂入り選手を5人も擁する今季のレイカーズ

 昨季終了時点で、殿堂入り確実と断言できるのはレブロン、ポール、デュラントのみ。続くハーデン、カリー、ウェストブルック、ハワードもほぼ100%のため、現役引退後に殿堂入りの仲間入りを果たすことだろう。

 今季のレイカーズにはレブロン、ウェストブルック、ハワード、デイビス、カーメロと、将来の殿堂入り選手が5人もそろうという、まさに歴史的なチームになったと言っていい。

 なお、東京オリンピックでスペイン代表としてのラストゲームを終え、現役続行かどうかの去就が注目されているパウ・ガソル(元レイカーズほか)は93.35%、ここ数年で引退したビンス・カーター(元ラプターズほか)が94.55%、トニー・パーカー(元スパーズほか)が93.86%、今夏ブレイザーズの指揮官へ就任したチャウンシー・ビラップス(元ピストンズほか)が84.40%となっている。

 ほかでは、カワイ・レナード(クリッパーズ)が77.69%、ヤニス・アデトクンボ(バックス)が67.85%となっており、昨季MVPを獲得したニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ)は16.42%と、非常に高いハードルとなっていることは間違いない。

 もちろん、彼らのキャリアはまだまだ続くことから、今後の活躍で殿堂入りする可能性は高まることもあるだろう。ベテラン陣だけでなく、若手や中堅選手たちのパフォーマンスにも注目していきたい。

レイカーズで2度の優勝を手にしたガソル[写真]=Getty Images

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