インハイ出場
開志国際キャプテンの
『俺のバッシュ』

NBAキャリア4年を誇るカイル・クーズマは、今夏のトレードでロサンゼルス・レイカーズからワシントン・ウィザーズへ移籍することとなった。
ラッセル・ウェストブルックというスーパースターが絡んだトレードは、最終的に5チームが絡む大型移籍劇となったのだが、26歳のフォワードはこのトレードを知らされた時に「めちゃくちゃ興奮した」という。
というのも、レイカーズはウェストブルックのトレードを前に、サクラメント・キングスのバディ・ヒールドを獲得するというトレードが成立間近だったと『ESPN』が報じており、その交換要員は他ならぬクーズマとモントレズ・ハレル(共に現ウィザーズ)だった。
9月6日(現地時間5日)に公開された『fubo Sports』の「No Chill With Gilbert Arenas」へ出演したクーズマは、当時の心境をこう話していた。
「サクラメントへ行くんだと思ってたからちょっと驚いたんだ。バディ・ヒールド(とのトレード)が決まりかけていたからね。だから『よし。僕はサクラメントか』と考えていて、ここ(LA)から45分のフライトだから悪くはないか、って感じだった。でもそこから『君はワシントンへ行くことになる』と言われてね」。
クーズマにとってキングス行きとウィザーズ行きの決定的な違いはブラッドリー・ビールの存在だったという。
「僕はめちゃくちゃ興奮したね。確かに、サクラメントへ行くのも楽しかっただろう。きっとすごいことになっていただろうからね。でもブラッド・ビールというこのリーグで心底勝者になりたがっている男とプレーできる機会を手にしたのは最高だと思ったね」。
ウィザーズはこの大型トレードで、クーズマ、ハレル、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ、さらにはスペンサー・ディンウィディー、アーロン・ホリデーをも獲得して選手層を厚くすることに成功している。
特にクーズマとディンウィディーはビール、八村塁とスターターを務めることが確実視されているだけに、新加入選手がエースを称賛していることは今後に向けてポジティブなものとなりそうだ。