2021.09.16

レイカーズへ加入したディアンドレ・ジョーダン「難しい決断ってわけじゃなかった」

今夏ネッツからピストンズを経てレイカーズ入りしたジョーダン[写真]=Getty Images
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 33歳のベテランビッグマン、ディアンドレ・ジョーダンは、今夏ブルックリン・ネッツからデトロイト・ピストンズへトレード後にバイアウトが成立し、9月10日(現地時間9日、日付は以下同)にロサンゼルス・レイカーズと契約を結んだ。

 優勝候補のネッツからピストンズへ移籍後、バイアウトの末に覇権争いができるチームへ加入すると予想されるなか、真っ先に挙がったのがレイカーズだった。

 レイカーズ入りが決まった日、元オールスターセンターは『Spectrum SportsNet』とのインタビューでこう話していた。

「すごく難しい決断ってわけじゃなかった。誰だって自分を求めている場所にいきたいし、何かを争えるチャンスがある所にいたいものさ」。

 レイカーズにはレブロン・ジェームズアンソニー・デイビスラッセル・ウェストブルックという3人のスーパースターがいる。その周囲をカーメロ・アンソニードワイト・ハワードラジョン・ロンドトレバー・アリーザといった経験豊富なベテラン陣が囲んでおり、今季の優勝候補に挙がる豪華戦力を有している。

 ジョーダンはNBA入りから10シーズンをロサンゼルス・クリッパーズでプレーしていたことについても触れて、こう続けていた。

「それがチームとしてのゴールなんだ。で、僕はプロキャリアの最初の10年間をここでプレーしてきた。僕にとってはいい経験になったんだ。それに、(LAにいることで)また家族の近くにいることができる。この組織は新たなタイトル獲得に向けて競い合う準備が整っているから、僕は楽しみで仕方ないんだ」。

 ジョーダンはオフェンスではスクリーンをセットしてリング下へロールしてフィニッシュ、あるいはオフェンシブ・リバウンドからのプットバックが主な得点パターンのため、バリエーションとしては少ない。

 だが昨季はリング下におけるフィールドゴール成功率で82.2パーセントという驚異的な数字を残していた。このチームにはすでにペリメーターや3ポイントからリングを射抜く選手がそろっていることから、ジョーダンは自身の役割に徹することができるはず。

 屈強な肉体を駆使して、ディフェンスではリムプロテクターを務めつつ、オフェンスでは豪快なフィニッシュを連発してくれることが期待できそうだ。

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