2021.09.17

ジョン・ウォールのトレードは2021-22シーズンのオフまで持ち越し?

ロケッツとトレード先を模索することで合意したウォール[写真]=Getty Images
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 先日、ヒューストン・ロケッツとトレード先を探すことで合意したと報じられたジョン・ウォール。引き受け先を見つけるのは困難なミッションだが、『ESPN』の名物記者は2021-22シーズンのオフまでトレードは行われないのではないかと見ている。

 米メディアの報道によると、ロケッツはウォールを差し出すかわりに、複数の1巡目指名権を求めているという。だが、ウォールが今後2シーズンで約9170万ドル(約99億9530万円)という超高額契約を残していることや、度重なる負傷によるコンディション不良を鑑みると、ロケッツが求める条件を出すようなチームが現れるとは思えない。

 仮に、シーズン開幕後に試合へ出場し、自身の復活ぶりを他チームに披露することができれば、手を挙げるチームは現れるかもしれない。しかし、ロケッツとウォールは試合に出場しないことで合意済み。まさに八方塞がりの状況と言っていい。
 
 そんななか、『ESPN』の名物記者であるザック・ロウが自身のポッドキャストでこの件についてコメント。「NBAにおいてありえないことはないが…」としたうえで、以下のとおり見解を示した。

「これまで高額契約の選手がトレードされるのを見てきたけれど、この件に関してはトレードが見つかるとは思えないし、長い間待った結果、バイアウトされるんじゃないかな」。

 同番組に出演したティム・マクマホン記者もこの意見に同調しつつ、「(去就は)急いだとしても、来年の夏まで待つことになると思うよ」と語った。

 今後トレードされるのか、はたまたバイアウトののちに他チームと契約を結ぶのか。ウォールの行く末にに大きな注目が集まる。

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