2021.09.23

レイカーズ指揮官「ロンドはリーダーシップでこのチームにインパクトを与えてくれる」

2シーズンぶりにレイカーズへ復帰したロンド[写真]=Getty Images
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 9月23日(現地時間22日、日付は以下同)。ロサンゼルス・レイカーズのフランク・ボーゲルHC(ヘッドコーチ)が『Spectrum』の“LakeShow”ポッドキャストに出演した。

 29日のトレーニングキャンプ開始まで間近に迫るなか、指揮官は今夏の補強でドワイト・ハワードディアンドレ・ジョーダンを加えたことで、ADことアンソニー・デイビスの起用についてこう話している。

「毎度のことだが、人々が私に聞いてくるんだ。ADを5番(センター)でスタートさせるのか? それとも2人のビッグマンを同時起用してプレーさせるのか? とね。我々は2年前にそうしていたから。今シーズンはどうなるか? ということだけど、今の段階では正直分からないね。キャンプで一緒にプレーさせてみてどうなるのかチェックしてみるよ」。

 一昨季のレイカーズは、デイビスを主に先発パワーフォワードとして起用し、センターにはジャベール・マギー(現フェニックス・サンズ)、あるいはハワードを配置して2人のビッグマンをコートに送り込んでいた。

 『ESPN』による今季の予想スターターは、バックコートにラッセル・ウェストブルックとシューターのウェイン・エリントン、フロントコートにはレブロン・ジェームズ、デイビス、ハワードという布陣になっているのだが、トレーニングキャンプの状況によって変動するかもしれない。

 また、2シーズンぶりに復帰したラジョン・ロンドについては「ロンドが戻ってきてくれたことは、本当にポジティブなことだと思っている。彼は長くプレーすることはないだろうけど、リーダーシップを発揮してこのチームへインパクトを与えてくれるさ」と期待を寄せている。

 そのロンドは先日、『ESPN』の「Mason & Ireland」に出演した際に「彼らがこのチームにおける僕の役割について話してくれたんだ。そして僕が過去数シーズンと比較して、どんなことを持ち込むことができるかを楽しみにしているとね」と切り出し、さらにこう続けている。

「僕はただ、自分の背番号が呼ばれる時のために準備していくだけ。このチームはポイントガードのポジションの層が厚いから。僕は長くはプレーしないだろう。できればそうしたいけどね。でもそれと同時に、若手たちのメンター(助言者)となってベストを尽くしていきたい」。

 今季のレイカーズにはウェストブルックだけでなくケンドリック・ナンやレブロンがポイントガードに入ることができるため、ロンドのプレータイムが長くなることはほとんどないだろう。

 ただ、ベンチにはナンやマリーク・モンク、テイレン・ホルトン・タッカーといった若手がいることから、彼らのメンター役を務めることになりそうだ。

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