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9月24日、ワシントン・ウィザーズのジェネラルマネージャーであるトミー・シェパード氏の会見の模様をクラブ公式Twitterが動画で伝えた。
東京オリンピックを3連敗で終えた日本代表。そのチームの中心として奮闘した八村塁についてシェパードGMがコメントした。
「大舞台での経験を積むには実際に試合に出て自分で味わわないといけない。塁は大坂なおみ(プロテニスプレーヤー)とともに日本選手団の顔だった。凄まじい経験だっただろうし、責任も重く、正直疲れる経験でもあったと思う」
自国開催のオリンピックで、国を背負う代表のエースとしてプレーするのは、重圧も大きかったはずだ。それでも「スペイン戦は勝てた試合だった。まだ悔しがっているだろう。彼にとって本当に貴重な経験だったと思う」と今回の苦い経験は八村にとってプラスになると語った。
今シーズンもエースのビールには厳しいマークが予想される[写真]=Getty Images
ウィザーズには絶対的エースのブラッドリー・ビールがおり、日本代表とは違った役割になる八村については「ウィザーズでは毎試合エースを担わなくていいので、もう少し楽にプレーできる」とコメント。
さらにシェパードGMは「昨シーズンもプレーオフの5試合でチームに大きく貢献して、貴重な経験を積んだ。彼はこれからもどんどん成長していく。今シーズンも経験豊富な選手たちからたくさん学んでもっともっと伸びていくだろう」と3年目を迎える八村の成長へ期待を寄せた。
代表チームとは違い、ウィザーズでは厳しいマークを受けるエースを、助ける側となる八村。しかし、オフシーズンの補強により選手層の厚くなった今シーズンでは、これまで以上に存在感を放つ必要がある。そのときこそ、オリンピックの大舞台で日本のエースとしてプレーした経験が糧になるだろう。
八村塁選手がオリンピックで得た経験についてトミー シェパードGM#ウィザーズ|#DCAboveAll pic.twitter.com/JFB4ft8py9
— ワシントン ウィザーズ (@washwizardsjp) September 24, 2021