2021.09.29

ウィザーズのエース、ブラッドリー・ビールは「個人的な理由で」ワクチンを接種せず

ビールは「個人的な理由で」ワクチンを接種していないという[写真]=Getty Images
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 2021-22シーズンの開幕を約1カ月後に控えるNBA。選手の約85パーセントが新型コロナウイルスのワクチンを接種し、開幕へ向けての準備を進めているなか、ワシントン・ウィザーズのスターガード、ブラッドリー・ビールは「個人的な理由」で接種していないと明かした。

 ビールはメディアデイのインタビューに出席。ワクチン接種について問われると、「(接種について)間違いなく考えているけど、個人的な理由で接種していない」とコメント。そして、「ワクチンを接種した人には『なぜ今も罹ってしまうの?』と聞きたいね。僕たちはバスケットボールをプレーする。最高のレベルでね。定期的に検査を受けるし、問題が起きていないことを証明するためにプロトコルが存在するんだ」と持論を展開した。

 個人的な理由で接種を拒んでいるビール。だが、「ワクチンを接種するべきではないと言っているわけではないんだ」といい、あくまで各選手が影響を考慮し、接種するかどうかを考えるべきだと主張した。

 NBAではビールのほかに、アンドリュー・ウィギンス(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)やジョナサン・アイザック(オーランド・マジック)がワクチン接種を拒否すると述べている。リーグはワクチン接種を義務化していないものの、接種済みの選手とは食事や移動が別となり、ロッカールームも分けるというルール設定を進めている。また、ニューヨークやサンフランシスコでは州の規定により、接種証明ができなければ試合へ出場できない。

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