2021.10.07

久々のホーム開催もカナダ政府は警戒継続…ワクチン未接種者は規則違反で刑事罰か

カナダ帰還を果たしたラプターズ(中心:スコッティ・バーンズ)[写真]=Getty Images
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 2021-22シーズンにホームであるカナダでの試合開催が認められたトロント・ラプターズ。コロナウイルスの影響で2020年2月28日(現地時間)を最後にホームゲームから遠ざかっており、昨シーズンは渡航制限の関係でフロリダ州を拠点として活動していた。

 実に2シーズンぶりとなるトロントでの試合を控えるラプターズだが、アメリカの大手スポーツメディア『The Athletic』のシャムズ・シャラニア氏によると、トロントでの検疫に違反したワクチン未接種者は刑事罰を受けることになったようだ。

 報道によれば、ワクチンを接種していない選手はチーム活動の際にのみ滞在しているホテルから出ることができ、違反した場合はカナダの検疫法に基づき最大6カ月の懲役、または75万カナダドル(約6700万円)の罰金、もしくはその両方が課せられるという。

 現役のNBA選手でまだワクチンを接種していないとなると、話題に出るのはカイリー・アービング(ブルックリン・ネッツ)だ。いまだにワクチン接種の意思は不明のようだが、州によっては接種を義務付けているためこのままではいくつかの試合を欠場しなくてはいけないのが現状だ。

 以前ワクチンを打たないと公言していたアンドリュー・ウィギンズ(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)が苦渋の決断ながらも接種を受けたことが先日明らかになったが、未接種の選手たちにとっては難しいシーズンになることは避けれられない。

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