2021.10.12

レイカーズ期待の若手、テイレン・ホルトン・タッカーが右手親指の靱帯損傷で戦線離脱

ホルトン・タッカーは今季でキャリア3年目を迎える20歳[写真]=Getty Images
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 10月12日(現地時間11日、日付は以下同)。ロサンゼルス・レイカーズのテイレン・ホルトン・タッカーが靭帯損傷した右手親指の修復手術を受けることになると『ESPN』が報じた。

 ホルトン・タッカーは今夏チームと再契約を結んだ20歳の若手。プレシーズンではここまで3試合の出場で平均12.7得点3.3リバウンド2.7アシストを残していたのだが、戦線離脱を余儀なくされた。

 プレシーズンここまで4戦全敗のレイカーズは、ベテランフォワードのトレバー・アリーザが右足首の手術を受けたことで約2か月間の離脱、マリーク・モンクも右鼠径部の張りのため最低1週間の離脱と報じられている。

 レイカーズのリーダー、レブロン・ジェームズはアリーザ離脱を受けて「どんな時でも、手術した選手にはベストを尽くしてほしい」と切り出し、こう続けている。

「でも俺たちはこのチームの医師たちを信じているし、彼が健康体で戻ってくると皆が言っている。彼にとっては長いと感じるかもしれないけど、俺たちは彼が100パーセントの状態で戻ってきてくれることを歓迎する。彼が戻ってくることが待ちきれないね」。

 ケガもゲームの一部と言われているように、どんな選手、どのチームでも起こり得ることだけに、複数の選手たちがケガで離脱する可能性があることは否定できない。

 現時点でアリーザとホルトン・タッカーは、プレシーズンだけでなく、レギュラーシーズン序盤も欠場することが濃厚となった。

 それでも、フランク・ボーゲルHC(ヘッドコーチ)は「これはあくまでプレシーズンで、このチームには選手層の厚さがある。我々は他の選手たちへ出場時間を与える機会を得たということ」と語り、現有戦力で乗り越えていくことを明言している。

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